履修条件 |
※以下のシラバス全体を、よく読んで、参加申込書の「志望理由」を書いてください。 ※卒業生の進路は、ゼミの雰囲気を知る手がかりになるかもしれません。 14年度卒業予定者の進路は次のとおりです。 自治体職員5名、大学院進学4名、マスコミ2名、国家公務員1名
(1)「問題」を欲している方、あるいは「問題」を適切に「かたち」にできるようになりたいという意欲をもっている方。
(2)「言葉の力」をたくましくしたいという意欲を持っている方。
(3)問題の「現場」を「楽し」める知的好奇心の旺盛な方。
(4)サブ・ゼミや法律系ゼミとのかけもち参加歓迎です。2014年度は4名が法律系ゼミとのかけもちでした。
(5)過去と同様に、月例で弁護士のみなさんと社会問題についての調査・討議・合宿などをおこないます。法曹志望の方、大歓迎です。
(6)単位はいらないけれど参加したいという方、大歓迎です。例年1〜3名は単位のいらない参加者です。
※また例年、21世紀プログラムをはじめとして、他学部の学生さんが参加しています。2014年度は文学部、経済学部、社会人の大学院生、他大学の学生のみなさんが参加していました。 |
授業の目的 |
(1)2014年度後期から2015年度前期までのテーマは、「地域における持続性と多様性の政治学」です。
(2)年度のテーマを超えて、私たちのゼミの一貫する目的は、何よりも、「世界は広く複雑で、そこには面白い人たちがいる」ということを学ぶことです。 参考までに、2014年度に語り合った人たちは下記のような人たちです。他大学の教員と学生、弁護士(司法修習生)、自治体議員、記録作家、新聞記者、編集者、映画監督、農家、NPO職員・・・。
(3)以上のような出会いと交流を通じて、広い意味での「政治」について議論していきます。また、そのために必要ないくつかの技法を学んでいきます。 上記の「技法」としては、読むこと、インタビューすること、調べること、聞くこと、語ること、書くことなど、コミュニケーションのすべての局面にわたるものが含まれます。 |
授業の概要・計画 |
(1)前期は前年度(2014年度)からのテーマである「地域における持続性と多様性の政治学」を引き続き学びます。前年度から参加しているみなさんで、予めテキストを選定しています。
(2)後期のテーマについては、夏休みの合宿で、翌年度前期までの一年間を対象として新たに、みんなで話し合って決めます。テキストもみんなで相談して決めます。
(3)卒業生を交えての同窓会ゼミや、弁護士や他大学の教員・学生と交流する催し物があります。
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授業の進め方 |
(1)授業の内容はテキストの輪読と討論、現地調査の実施と討論の二つに大きく分けられます。
(2)通常のゼミでは、あらかじめフェイスブックまたはメーリングリストで共有しておいたレジュメをもとに討議します。
(3)現地調査・合宿は、その都度に幹事を決定し、幹事を中心に約束のとりつけ、宿所の確保などをおこない実施します。
(4)以上の活動に織り交ぜて、ゼミ論作成のための構想・草稿会もおこないます。
(5)毎回のゼミは以下のように進めます。
1)全体の事務連絡 2)各自の観点の確認と感想(全員一巡) 3)報告 4)討議 5)各自の感想と次回の観点の確認(全員一巡) ※20時終了厳守 |
教科書・参考書等 |
前期のテキストは、以下のとおりです(読む順番通りです)。
川井龍介『社会を生きるための教科書』岩波ジュニア新書 田中宏『在日外国人 第三版』岩波新書 水野直樹・文京洙『在日朝鮮人』岩波新書 中村一成『声を刻む』インパクト出版会 増田寛也編著『地方消滅』中公新書 山下裕介『地方消滅の罠』ちくま新書
後期のテーマとテキストは、夏合宿で話し合って決めます。 |
成績評価の方法・基準 |
(1)ゼミでの報告と質疑への参加。
(2)ゼミおよび諸行事への参加状況。 ※無断欠席と無断遅刻は、大幅に減点します。欠席や遅刻は、原則として前日までに届けなければなりません。
(3)ゼミ論文:年に5回ほどゼミ論文構想検討会をおこない、計画的に作成してもらいます。また原則として11月締め切りの『学生法政論集』に応募してもらい、それを元にゼミ論を完成してもらいます。 ※2010年度からゼミ論文に替えて、ゼミ・ドキュメンタリー(15分以上30分以内の映像作品)を提出することもできます。 |
その他(質問・相談方法等) |
ゼミの相談は基本的にフェイスブックなどでもおこないます。 参加者は携帯以外のメールアドレスとフェイスブックのアカウントを持ってもらう必要があります(※gmailなども可)。 |
過去の授業評価アンケート |
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