民法I【民法総則】

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
民法I【民法総則】
標準年次
2
講義題目
民法I【民法総則】
開講学期
前 期
担当教員
香山 高広(KAYAMA T.)
単位数
4単位
教  室
大講
科目区分
基盤科目
使用言語
Japanese
科目コード
LAW-LAW2711J
Course Title
General Provisions of Civil Law
Course Overview
履修条件
なし。
授業の目的
「民法」は5つの編で構成されている。第1編「総則」(1〜174条の2),第2編「物権」(175〜398条の22),第3編「債権」(399〜724条),第4編「親族」(725〜881条),第5編「相続」(882〜1044条)である。この授業は,第1編「総則」の全部と,第2編「物権」の第1章〜第6章(175〜294条)を対象とする。この授業の目的は,講義対象範囲につき,以下のことを達成することである。

1 知識・理解
 制度の趣旨についての正確な知識を得て,それを正しく理解すること。

2 専門的技能
 現代社会の民事紛争を適切に解決することができる専門的技能を身につけること。

3 汎用的技能
 比較法的・歴史的視点を理解することで,汎用的技能を獲得すること。

4 態度・志向性
 講義中の質問に対して,その場で考え,正確な解答をすることができる能力を身につけること。
授業の概要・計画
第01回 イントロダクション
第02回 人(1)
第03回 人(2)
第04回 物
第05回 法律行為(1)
第06回 法律行為(2)
第07回 法律行為(3)
第08回 法律行為(4)
第09回 法律行為(5)
第10回 法律行為(6)
第11回 法律行為(7)
第12回 法人(1)
第13回 法人(2)
第14回 法人(3)・期間
第15回 時効(1)
第16回 時効(2)
第17回 時効(3)
第18回 物権の効力(以下,第2編「物権」)
第19回 不動産物権変動(1)
第20回 不動産物権変動(2)
第21回 不動産物権変動(3)
第22回 動産物権変動
第23回 占有権(1)
第24回 占有権(2)
第25回 所有権(1)
第26回 所有権(2)・用益物権
第27回 予備日
第28回 予備日
第29回 予備日
第30回 予備日
授業の進め方
レジュメを用いて,講義をする。レジュメの入手方法は,初回の講義で説明する。
教科書・参考書等
特に指定しない。自分の将来の目的に沿った教科書等を利用してもらって構わない。推薦する教科書等については,初回の講義で説明する。なお,春休み中に事前学習をしたい者については,滝沢昌彦『民法がわかる 民法総則(第3版)』(弘文堂,2015年)を読むことを勧める。
成績評価の方法・基準
成績は,学期末試験・出席等を総合的に考慮して決定する。
学期末試験の採点は,「授業の目的」であげた4つの目的が達成させているかどうかを重視して,する。
成績評価については,合格者(60点以上)につき,相対評価をする。一応の目安としては,合格者の上位者から,5%をA,25%をB,40%をC,30%をDととする。
その他(質問・相談方法等)
学習にあたっての質問は随時受け付ける。メール(kayama【アットマーク】law.kyushu-u.ac.jp)でも構わないし,研究室に来てもらっても構わない。講義終了時の質問も可。アポは不要。
事前/事後学修