Course Title |
Introductory Seminar on Legal and Political Studies |
Course Overview |
This course provides an general overview of Japanese judicial system. |
履修条件 |
このシラバスをよく読んだ上で、主体的にゼミ活動に取り組む意欲のある人。 ゼミは少人数の講義なので、学生同士、あるいは学生と教員とのコミュニケーションを十分にはかることができます。このように恵まれた環境のなかで、日本の司法に関する問題について主体的に考えてゆきましょう。 |
授業の目的 |
●法政基礎演習の共通目標 この授業科目は、少人数のゼミ形式により、 (1)リサーチ・分析能力、 (2)ディスカッション・プレゼンテーション能力、 (3)レポート・論文作成能力、 という、将来どのような進路をとっても必ず要求される能力の伸張を目指す。
●この演習の目標 司法(裁判)に関する基礎知識を学びつつ、日本の司法の現状を認識するとともに、民主主義国家においてあるべき司法とは何か、各自が自分の頭で考え抜き、自分の言葉で表現することを目指します。 |
授業の概要・計画 |
第1回 自己紹介/授業概要の確認 第2回 図書館・図書室の利用方法、文献収集の仕方の説明 第3〜7回 テーマ「司法に関する基礎知識を身につける」 第8〜13回 テーマ「近時注目されている裁判例を読む」 第14回以降 まとめ ※第2回(4月19日)は、中央図書館(箱崎地区)第2情報サロンに直接集合してください。 ※詳細は次の「授業の進め方」を確認してください。 ※順番等が入れ替わる可能性があります。 |
授業の進め方 |
第1回は、自己紹介と授業概要の確認を行います。 第2回は、図書館・図書室の利用方法、文献収集の仕方についてのレクチャー、文系図書室の見学を行います。 第3回〜第8回は、「司法に関する基礎知識を身につけながら、司法をめぐる問題について自分の頭で考え、自分の言葉で表現する」というテーマで、『テキストブック現代司法』と担当教員によるレクチャー・サジェスチョンを手がかりとしながら、グループ報告をしてもらいます。 第9回〜第13回は、「近時注目されている裁判例を読む」というテーマで、担当教員がセレクトした幾つかの裁判例を素材としながら、グループ報告してもらいます。 第14回以降は、まとめです。
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教科書・参考書等 |
○教科書 木佐茂男ほか『テキストブック現代司法[第6版]』(日本評論社、2015年) 福井厚ほか『ベーシックマスター刑事訴訟法』(法律文化社、2013年) ○参考書 南野森編『ブリッジブック法学入門[第2版]』(信山社、2013年) 秋山賢三『裁判官はなぜ誤るのか』(岩波新書、2002年) ○参考文献等 授業内で適宜指示します。 |
成績評価の方法・基準 |
無断欠席のないことが単位認定の前提条件となります。 そのうえで、@ゼミ報告・発言等の平常点(60点満点)とAレポート・小論文(40点満点)との総合評価とします。 レポートは法廷傍聴ならびに予習の成果を書いてもらいます。小論文は司法に関するものであればテーマは自由です。 成績評価は、「授業の目的」の欄に記している到達目標を達成できているか否かを判断して行います。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談方法は、次の通りである。 ・メールで事前に連絡を取り、アポイントメントをとる。 ・授業終了後に質問を受け付ける。 |
事前/事後学修 |
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