Course Title |
|
Course Overview |
|
履修条件 |
なし。 |
授業の目的 |
フランス法と日本法との比較を通じて,法の体系の背後にある「公と私」の観念の特徴を描き出し,自らの法の体系への理解を深めることにある。 |
授業の概要・計画 |
フランス法について民法,都市法の分野を中心に講義を行う。具体的には,@家族モデルの多様化と法,A空き家問題とマンション管理,B建物と屋外広告物への景観規制,C市民社会の中での民法の位置づけ,という4つのトピックを設定して講義を行う。日本法との比較,当該トピックのフランスでの歴史的文脈を重視する。 |
授業の進め方 |
各トピックにつき教員による講義と受講者による課題文献(日本語)の発表を行う。 授業期間は、12月下旬を予定しているので11月中旬には受講登録者に課題文献をメールにて伝える。 4つのトピックのうち、いずれのトピックの発表を希望するか、をそれまでに考えておいて欲しい。
|
教科書・参考書等 |
参考書として次の2点を挙げておく。 大村敦志『フランス民法 —日本における研究状況』(信山社、2010) 高村学人『アソシアシオンへの自由−共和国の論理−』 (勁草書房、2007)
|
成績評価の方法・基準 |
各トピック終了時に2000字程度のコミュニケーションペーパーを書いてもらうので、その内容と文献発表の内容と質疑への参加度合いを総合的に判断して成績評価を行う。 コミュニケーションペーパー(50%) 平常点(50%)
|
その他(質問・相談方法等) |
|
事前/事後学修 |
|