経済法特殊講義

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
経済法特殊講義
標準年次
3・4
講義題目
独占禁止法
開講学期
前 期
担当教員
大久保直樹  
単位数
2単位
教  室
 
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Course Overview
履修条件
 独禁法を学んでいると,いわゆる六法科目をもっと真面目に学んでおけばよかったと思うことがしばしばあります。そう思ったときに,それらの科目の教科書等を改めて紐解く手間を惜しまないことが履修条件です。
授業の目的
 ニュースなどで,「独占禁止法」とか「独禁法」という文字列を目にすることがあるのではないでしょうか。たいていは「談合」とか「カルテル」といった文字列と一緒に出てきますが,独禁法の守備範囲はそれだけではありません。たとえば,Googleに対して,欧州委員会が欧州の独禁法にもとづいてアクションを起こした/ているといったニュースを見かけた方もいるでしょう。
 この授業では,こうした独禁法に関するニュースを見たときに,そこで問題となっている行為が独禁法違反かどうかを判断する際にどのような点がポイントとなるか,が分かるようになることを目的とします。
授業の概要・計画
 基本的には教科書の構成に従いながら,独禁法について講義していきます。
 初日は教科書の序章から4章まで,二日目は5章から9章まで,三日目は残りの予定です。
授業の進め方
 担当教員による講義を原則としますが,様子をみて,受講者との質疑応答もまじえたいと思います。
 授業に出席する際には、少なくとも、独禁法が収録されている六法または条文集と、指定された教科書を携帯してください。
教科書・参考書等
 白石忠志『独禁法講義〔第7版〕』(有斐閣,2014)
成績評価の方法・基準
 3日目の5時限目に筆記試験を行います。
その他(質問・相談方法等)
事前/事後学修