憲法演習

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
憲法演習
標準年次
3・4
講義題目
憲法の最新理論・実務の分析
開講学期
通 年
担当教員
赤坂 幸一(AKASAKA K.)
単位数
4単位
教  室
1研
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
LAW-LAW3911J
Course Title
Analyse of the Constitutional Cases in recent
Analyse of the Constitutional Theory and Practice in recent years
Course Overview
The Course aims at the Analyse of the Supreme-Court Constitutional Cases in resent 5 years, especially from the Perspektive of the principle-oriented Constitutionalism.
履修条件
とくにありませんが、積極的、かつ朗らかに、ゼミ活動に参加して頂ける学生の応募を期待しています。
授業の目的
最新の憲法判例および憲法理論の分析を通じて、憲法学の基礎的・発展的知識を修得することを目的としています。司法試験(LS進学および予備試験)を念頭に置いている学生、ならびに公務員や研究者を志望する学生にとって有益な演習となることを、とくに念頭に置いています。
授業の概要・計画
主として最近5年間の最新憲法判例の分析、および近年の最新の憲法理論の動向の分析に力点を置き、それが学説・判例法理にどのような変動をもたらしつつあるのかを、原理的視点に立ち戻って考察します。ここでいう原理的視点とは、判例分析については、引用・被引用判例の分析や下級審判例の分析、それに影響を与えた学説(史)の理解、基層にある憲法現象(社会的事実)といった視座からする総合的検討を行うことを意味します。
授業の進め方
教員が予め準備する近年の憲法(広くは公法)判例リストから、担当を希望する判例を選択し、あるいは自身が取り組みたい判例を主体的に調査・選択して、いわゆる判例研究の形式でゼミ報告を行います。また、個別テーマに関する報告を行うこともあり得ます。
また、当ゼミでは,随時エクスカーションを行う可能性があります。2015-16年度の活動記録については、次のURLをご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/akasaka_z-kougi/archives/cat_886170.html
教科書・参考書等
判例研究については、各判例の評訳、調査官解説などを参照するとともに、その背後にある学説の調査を行うため、必要に応じて研究書・教科書などを調査する必要がある。また、効果的なゼミ運営を実施するため、ゼミ報告・参加に先だって、田高寛貴ほか『リーガル・リサーチ&リポート』(有斐閣、2015年)に目を通してきて下さい。
その他、全体を通じて参照すべき書物として、次の4冊を推薦します。
1)宍戸ほか『判例プラクティス憲法〔増補版〕』(日本評論社、2013年)
2)宍戸『憲法解釈の応用と展開〔第2版〕』(日本評論社、2014年)
3)小山剛ほか『論点探究 憲法〔第2版〕』(弘文堂、2013年)
4)曽我部ほか『憲法論点教室』(日本評論社、2013年)
成績評価の方法・基準
平常点によります(報告の内容、討論の積極性等を総合的に評価します)。
その他(質問・相談方法等)
演習後には,参考文献の紹介や内容の補足などのフォローアップを,講義用blogにおいて行う予定です。
http://blog.livedoor.jp/akasaka_z-kougi/
その他、ご質問などあれば、遠慮なくメイルでご質問頂くか、研究室にご来室下さい(予めメイルでアポイントを取って下さい)。
事前/事後学修