Course Title |
Administrative Law Seminar |
Course Overview |
In this course, we will study the outline of the theory in Japanese administrative law. |
履修条件 |
とくにありません。ただし、行政法1の内容を聴講してきてください(履修の有無は問いません)。 |
授業の目的 |
行政法の概要を学びます。3年生については、年度末に行政法1・2の単位を修得できる水準を、4年生についてはこの知識を卒業時の進路にできる限り生かせるようにすることを目指します。 |
授業の概要・計画 |
(1)行政法の入門書の速読 ゼミ開始からゴールデンウィーク直後又は春学期終了相当時期までを目標に、入門書の通読を行います。(主に3年生) (2)行政法の基本書(体系書)の通読 引き続き、より詳細な行政法の教科書(体系書)の通読を行います。 (3)行政法等の演習 (2)と並行して、行政法等(行政法に関わる憲法、民事法及び刑法を含む)に関する演習をします。4年生以上の方を念頭に置いています。4年生以上の方は、(1)の時点から、演習問題等を解いてもらいます。 平成30年度は、行政契約との関連で行政実務からみた民法の重要事項(入門書)の刊行を企画しているので、そのゲラ等を読んでもらう可能性があります。 |
授業の進め方 |
ゼミのメンバーの顔触れにより、授業概要・授業計画の(1)〜(3)の内容については、調整をします。 例えば、3年生のゼミ生が3名以上いる場合は、入門書については3年生が概要を報告し、どこが不明あるいは疑問かをまとめて報告してもらい、4年生・大学院生がこれに答え、教員が補足するという運営をします。4年生以上の方には別途、演習課題を示して、準備してきてもらいます。 |
教科書・参考書等 |
(1)入門書としては、現在、大橋洋一『社会とつながる行政法入門』(有斐閣、2017)を予定しています。3年生が3名在籍するときは、1人1章、毎回3章、全6回で読了というような予定です。 (2)体系書は、ゼミ生の顔ぶれを見て決めます。 (3)参考書(演習課題対応用) ・田中孝男『ケースで学ぶ立法事実−条例づくりのきほん』(2018年刊行→2017年度ゼミ生にもみてもらいました)。
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成績評価の方法・基準 |
・ゼミでの発言内容を基に成績をつけます。 ・レポート(論文)等の提出を義務付ける予定はありません。ただし、各種試験等のために論述問題を演習として(4年生以上で希望される方には)出題することも検討しますので、希望に沿うようにいたします。 ・(とくに報告者のときに、)無断欠席されるようなことは、なるべく避けてください。やむをえず欠席する場合で理由を述べることができるときは、事前に又は欠席した回の後可能な限り速やかに、連絡してください。たとえば、4年生で就活だからと連絡もなしに当日報告をキャンセルされると、ゼミ運営に支障が生じます。
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その他(質問・相談方法等) |
このゼミの受講生には、生協の公務員試験の講座受講者がいることが多いため、ゼミ終了時間は基本的に午後6時10分頃とする予定です(2017.12.30修正)。 ゼミ生の予定も踏まえ、年末や、ゼミ終了時に、ゼミ修了生で可能な人(公務員、留学生、大学院生など)にも声をかけて、懇親会・打ち上げをする予定です。 |
事前/事後学修 |
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