地域研究

最終更新日:2018年6月13日

授業科目名
地域研究
標準年次
2・3・4
講義題目
近代日本と東アジア
開講学期
前 期
担当教員
後藤 啓倫(GOTO H.)
単位数
4単位
教  室
104
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Area Research
Course Overview
This course aims to familiarize students with modern history of Japan and East Asia.
履修条件
特になし。
授業の目的
本授業の目的は以下の3点です。
1、近代日本と東アジアの政治外交史に関する知識を習得する。
2、近代日本と東アジアの関わりの歴史的展開を理解する。
3、多様な歴史認識があることを理解し、物事を批判的に考える姿勢を身につける。
授業の概要・計画
授業の概要

本授業は、近代日本を中心とした東アジアの政治外交史を概観していきます。近代東アジアの歴史的展開を把握し、現代東アジアの国際環境の成り立ちを理解してもらいたいと思います。
授業では主に戦争と植民地支配の歴史事実と背景を取りあげ、近代日本が東アジアとどのような関わりを築いてきたのかを解説します。特に戦前満洲と呼ばれていた中国東北地域とそこに駐屯していた関東軍に焦点を当てながら、近代日本の登場からアジア太平洋戦争の敗戦に至る過程を検討していきます。

授業計画

 授業では以下のテーマを取り上げる予定です。特に重要なテーマについては時間をかけて解説します。
(1)近代日本の登場と東アジア
(2)日清戦争と義和団事件
(3)日露戦争
(4)韓国併合
(5)日本の満洲支配
(6)第一次世界大戦とシベリア出兵
(7)第一次大戦後の東アジア
(8)張作霖爆殺事件
(9)満洲事変
(10)「満洲国」の内実
(11)日中戦争
(12)アジア太平洋戦争
(13)戦争下の人々


授業の進め方
講義形式の授業になります。レジュメを配布して授業を進めていきます。
教科書・参考書等
【教科書】
使用しません。

【参考図書】
川島真・服部龍二編『東アジア国際政治史』名古屋大学出版会、2007年。
その他の参考図書は授業中に紹介します。
成績評価の方法・基準
期末試験と受講態度、出席状況から総合的に判断します。
その他(質問・相談方法等)
質問等については授業中、授業後に適宜応じます。
事前/事後学修