Course Title |
Introductory Seminar on Legal and Political Studies |
Course Overview |
This course aims to give an overview on civil procedure law (Including civil excution and provisional remedies, bankruptcy law). |
履修条件 |
議論に積極的に参加し、また法律について学習する意欲があること
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授業の目的 |
●法政基礎演習の共通目標 この授業科目は、少人数のゼミ形式により、 (1)リサーチ・分析能力、 (2)ディスカッション・プレゼンテーション能力、 (3)レポート・論文作成能力、 という、将来どのような進路をとっても必ず要求される能力の伸張を目指す。
●本演習の目的 本演習では、民法などで認められる権利がどのようにして実現されるのかということについて、判例や文献を分析し、報告や議論、レポート、また実際の裁判を見てもらうことを通じて理解を深めていくことを目的とする。 民法では、例えば「契約があった」など、一定の事実があったことを前提として説明がされることが多いが、本当にそのような事実があったかは、実際にはわからないことも多い。そこで、裁判で、事実や権利関係が判断されるのであるが、その際のルールについて学ぶ。また、仮に裁判で、例えば「被告は原告に対し〇〇万円を支払え」と判断されて勝訴したとしても、それだけでお金を払ってもらえるわけではなく、それとは別に自分の権利を実現するための手続が必要である。 このように、民事手続法は、民法など2回生で学ぶ法律と表裏一体の関係にある。民事手続法の詳細は3回生向けの授業に譲るが、本演習は、民法などの「裏側」にあたる部分を、身近な事例や裁判傍聴を通じて大まかにでも理解し、今後の学習につなげてもらうことを目的としている。
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授業の概要・計画 |
第1回 オリエンテーション、自己紹介 第2回 民事訴訟とは、民事訴訟の流れ 第3回 民事訴訟以外の民事手続(民事執行、民事保全、倒産手続、家事事件) 第4回 判例や文献の検索方法について 第5~8回 報告@ 民事訴訟に関する問題についての検討 第9~12回 報告A 民事訴訟以外の民事手続に関する問題についての検討 その他、裁判所傍聴を予定している。
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授業の進め方 |
第4回目までは、講義形式で授業を進める。教科書、その他教員が指定した文献を読み、予習をしておくことが望ましい。 第5回目以降は、教員が与えたテーマについて報告担当者が報告を行い、それに基づいて議論を行う。報告はグループで行い、各参加者が2回報告をすることを予定している。報告にあたっては、教員があらかじめ指定する判例等を参考にすること。参加者も適宜予習しておくことが望ましい。
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教科書・参考書等 |
佐藤鉄男ほか『民事手続法入門〔第5版〕』(有斐閣・2018年4月改訂予定) その他、各回の参考文献については別途指示する。
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成績評価の方法・基準 |
上記目標に達しているかを踏まえ、報告(30%)、議論への参加の程度(40%)、レポート(30%)により評価を行う。 無断欠席を行った場合は不可とする。正当な理由のない欠席・遅刻が複数回に及ぶ場合も同様とする。
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その他(質問・相談方法等) |
質問があれば、授業終了後に来ていただくか、またはメールで受け付けます。アドレスについては初回の授業で連絡します。 |
事前/事後学修 |
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