法政基礎演習

最終更新日:2018年3月12日

授業科目名
法政基礎演習
標準年次
2
講義題目
法学学習の基礎
開講学期
前 期
担当教員
岩下 祐子 (IWASHITA Y.)
単位数
2単位
教  室
209
科目区分
入門科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Introductory Seminar on Legal and Political Studies
Course Overview
Introductory Seminar on Legal and Political Studies
履修条件
 特にありません。
授業の目的
○法政基礎演習の共通目標
 この授業科目は,少人数のゼミ形式により,2年次から本格的に始まるより高度な学習へ向けての橋渡しの教育を行う目的で開講されるものです。具体的には,(1)リサーチ・分析能力,(2)ディスカッション・プレゼンテーション能力,(3)レポート・論文作成能力,という,将来どのような進路をとっても必ず要求される能力の伸張を目指しています。
○本ゼミの目的
 本ゼミでは,さまざまな具体的事例を検討してもらうことで,法律専門科目の講義に向けて準備を進めてもらいたいと思います。具体的には,判例や文献を検索して分析し,これに基づき,レポートで報告したり,議論したりすることで,上記(1)ないし(3)の能力の伸張を目指します。
 また,裁判官,検察官,弁護士との接点を設けることで,それぞれの仕事内容ややりがいと知っていただいと思います。
授業の概要・計画
第1回 
オリエンテーション
第2回 
条文の読み方,判例や文献の検索方法に関するガイダンス
第3回 
裁判手続の概要
第4回以降 
参加者をいくつかのグループに分けて,グループごとに裁判例(民事事件,刑事事件の両方を取り扱います)を題材にした報告をしてもらいます(30分程度)。その後,参加者全員で議論する予定です。勉強したい題材がある方は,第1回のオリエンテーションでおっしゃってください。
また,裁判所や検察庁を訪問したり,弁護士との懇親会の機会を設ける予定です(昨年度は、授業2コマ分を使って、刑事事件を傍聴し、検察庁を見学させていただきました。また、若手を中心とした弁護士の先生方との懇親会も行いますので、法曹に興味がある方は積極的に参加していただければと思います。)。
授業の進め方
第3回までは,質疑応答形式で進めます。教員が事前に予習範囲を指定しますので,予習内容や疑問などを簡潔にまとめたメモを提出してください(別途指示を出します)。
第4回以降は,報告担当者に報告してもらい,その後,参加者全員で議論する予定です。参加者の人数によりますが,参加者全員が少なくとも2回報告を担当するようにしたいと思っています。報告担当者は,ゼミの前日までに報告予定のデータファイルを送ってください。報告担当者以外の方にも何らかの課題を出します。
教科書・参考書等
本ゼミでは六法を必ず持参してください。
教科書は特に指定しません。現在持っている教科書や授業の関係でこれから購入する教科書を通読してください。
その他,各回の参考文献は別途指示を出します。
成績評価の方法・基準
原則として期末試験は実施しません。授業態度,発言回数,レポート等の内容を総合的に考慮します。
事前の連絡なく無断欠席をした場合には,やむを得ない理由によると認められない限り,単位認定ができません。欠席する場合には,必ず,事前にメールで連絡してください。また,正当な理由がないのに,遅刻や欠席が多数回に及ぶ場合には,評価を下げることがあります。 
その他(質問・相談方法等)
事前/事後学修