民法演習

最終更新日:2017年11月20日

授業科目名
民法演習
標準年次
3・4
講義題目
新民法演習
開講学期
通 年
担当教員
五十川 直行(ISOGAWA N.)
単位数
4単位
教  室
E102
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Seminar on Civil Law
Course Overview
Seminar Study on Civil Law as a whole, including Study on Family Law and Study on Comparative Civil Law.
履修条件
特にありません。

民法の領域を始め、すべての法領域に強い関心を寄せる方に向けて、広く開かれています。
授業の目的
「新」民法演習と銘打った本演習は、例年どおり、家族法を含む民法の全領域を対象に、古典的・現代的なあらゆる論点につき、参加者各人が主体的に学び続けることを主たる目的とします。ことに、世界的な<民法改正>の動き等には、随時触れることにします。あわせて、@法的議論の進め方、Aプレゼンテーションの技法、さらには、B文章表現の手法、などの獲得も目的とします。
◆本ゼミナール卒業生の弁護士等を通じ、<民事裁判傍聴>の機会を、事前学習のうえで、組み入れます。
授業の概要・計画
具体的には、@わが国の民事判決例の検討、Aわが国の民法学に関する基本文献の検討、のほか、B外国の民事判決例の検討、さらには、C民法規定の立法論(民法改正論)、などを、逐次、積み重ねていきます。
検討の手法としては、毎回、(1)小グループを編制し、「グループ内での事前討議」の機会を踏まえたうえ、(2)授業時間内における「全体討議」の実践、さらには、(3)個別の「レポート作成」の蓄積、の三段階を践むことにします。
具体的に検討する個別テーマ等の選択は、基本的には、参加の皆さんの自主的判断に委ねることにします。
また、年度末には、各自の学習の総決算として、これも例年どおり、「ゼミナール民法論集」を完成させる予定です。
授業の進め方
上記「授業概要」に記載のとおり、参加の皆さん各人の主体的な参画により、毎回、民法学に関するあらゆる論点・テーマ等について、「能動的に学ぶ場」を積み重ねていきます。

演習終了後は、毎回、小レポートを提出いただきましょう。
提出レポートは添削のうえ、必ずお戻しすることを予定します。
教科書・参考書等
必要かつ有益な検討素材・文献資料等は、随時、お示しします。
また、入手したい文献等は、いつでも、ご相談下さい。
成績評価の方法・基準
平素のlearning process、および、学習成果の蓄積等を総合的に考慮します。
その他(質問・相談方法等)
何より、「不断の学習を継続すること」、「学問的好奇心を醸成すること」、そして、「集団的議論を自ら楽しむこと」を、本演習全体を通じた<具体的な実践課題>としています。

ご質問・ご相談等は、いつでも、遠慮なく、どうぞ。
事前/事後学修