外国法律書購読(中国語)

最終更新日:2018年12月12日

授業科目名
外国法律書購読(中国語)
標準年次
2・3・4
講義題目
外国法律書購読(中国語)
開講学期
後 期
担当教員
西 英昭(NISHI H.)
単位数
2単位
教  室
演習室5
科目区分
基盤科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Reading legal books in the foreign language (Chinese)
Course Overview
Reading some legal texts in Chinese language
履修条件
 中国語履修者(中級)の方とします。(中級)といってもそこまで高いレベルのことではなく、伊都の中国語の講義(または独学)で基本文法については一通りやった(要は学習歴ゼロではない)けれども、まだ長文をスラスラ読めるほどではない、という方を想定しています。中国語ネイティブの方、またはネイティブ並みに会話・読解のできる方は参加をご遠慮ください。
 中国法や東洋法制史の講義を履修していなくても参加自体は全く問題ありません。「基本的な知識がないから・・・」とか「こんな程度の中国語力じゃあ無理なのでは??」などと履修について過度に身構える必要はありません。要はあなたの「やってみたい!」という気持ち次第です。
最後にご注意ですが、「一回目の様子をみてから参加するかどうか決めよう」という方はご遠慮ください。逆にやる気に満ちた方は大歓迎です。
授業の目的
 知識・理解の観点からは、中国法に関する中国語文献を独力で読むことのできる程度の文法的知識・能力を身につけることを目的とします。
 専門的技能の観点からは、一般的な中国語がきちんと読めることに加えて、中国・台湾法における基本的な法律用語やその内容についても初歩的な知識を習得してもらい、中国法に関する諸問題について分析できる能力をそなえることを目的とします。
 汎用的技能の観点からは、外国語でコミュニケーションをとるに当たって必要となる点に注意を促し、中国語での作文について、少なくとも(多少下手であったとしても)相手に通じる水準の文章を発信出来るようになることを目指します。
 態度・志向性の面からは、真面目に予習・復習をしつつ、使える中国語を身につけるということを第一の目標として取り組める方を希望します。
授業の概要・計画
 中国法に関する論文(テーマは参加者の皆さんの興味関心になるべくあわせようと思います。希望のある方はお早めにご相談ください。)を精読することにします。毎回の予習(翻訳)をよろしくお願いいたします。
 あわせて、仕事や出張で中国へ行くことになった場合(ないしは普通の短期の旅行でも)、おそらく絶対に現地で使うことになる中国語表現を平行して学んで行きたいと思います。
授業の進め方
 外書購読ですが、「半期2単位のゼミ」のような位置づけで授業を進めていきたいと思っています(もちろん定時で終わります。延長はありませんのでご心配なく)。
 基本的な文法事項等についてはこちらで解説を加えたいと思います。関連する様々な中国情報についても、時間の許す限り紹介したいと思います。
 授業を円滑に進めるためにも、是非自宅での予習をお願いします。これは言い換えれば、予習をしてこなければ、授業にほとんどついていけないということになりますので、その点ご注意ください。中国語の読解能力を引き上げたい人は、是非真摯に取り組んでください。
教科書・参考書等
 テキストはこちらで用意します。
 中日辞典については、各自使い慣れたものを毎回持参してください。電子辞書でも紙媒体の辞書でも構いません。
成績評価の方法・基準
 授業への出席、授業態度、予習への真摯な取り組みによって総合的に判断します。学期末にペーパーテストを行うかレポート提出にするかは履修人数にもよりますので、開講後決定します。
 いずれにせよ、中国語の文法知識を正しく理解し運用できているか、法律に関する中国語を扱う上で必要となる専門的な要素について理解できているか、外国語でのコミュニケーションが出来ているか、これらを積極的に取り組めているかについて重点的に評価します。
 いうまでもありませんが、無断欠席・遅刻は固くお断りします。病気・事故等止むを得ない理由での欠席・遅刻については、メールで担当教員宛連絡いただくか、学生第三係へ連絡してください。
その他(質問・相談方法等)
 質問・相談は随時受け付けます。メールでの相談も歓迎します。アドレスはh-nishiのあとに@law.kyushu-u.ac.jpです。研究室を訪ねていただいても構いませんが、会議等で不在の場合も多いので、可能であれば事前連絡をお願いします。
事前/事後学修