Course Title |
International Politics U |
Course Overview |
This course introduces five key issues of International Politics: International Community, Security, Diplomacy, Regional integration and Human Rights.By relying on research design, theories and methodologies we have studies in International Politics I, student will learn to construct a research proposal for analyzing each issues. |
履修条件 |
履修条件はありません。以下の点を予めご了解ください。
1)オンライン環境で作業や課題をしていただく場合がありますので授業にはPC持参で参加してください。「PC」とはファイルやアプリを自由にダウンロードできる端末という意味です(とくに閲覧・入力に支障がなければスマホ、ipad等でPCの代替とされても構いません)。授業自体はペーパーレスで行いますので、紙媒体の資料は配布しません。
2)前期開講の国際政治学Tを履修済であることが望ましいです。講義は国際政治学Tの内容を前提に進めます。国際政治学T未履修の場合はMoodle「国際政治学T」のページで学修内容等を事前に確認しておくことをお勧めいたします(当該ページはゲストログインで誰でも見れます)
3)本講義は教職課程「教科に関する科目」でもあり、他学部生も多く受講することから、初学者を対象とした講義になります。本講義の履修に先だって関連する政治学系科目を履修している必要はありません(政治学や国際政治学の知識がまったくない状態で履修しても、授業内容をきちんと理解し、課題等相応に取り組めば単位取得できる程度の内容です)。但し、上記2)にあるように国際政治学Tの内容をある程度理解されておくことが望ましいです。
4)2017年度以前に開講されていた「国際政治学」を単位取得済の学生は本講義を履修できません。
5)なお履修に際してはMoodleへの自己登録をお願いします(コース名は「国際政治学U」です)。
6)この授業は、上記の点をご了解いただく限りにおいて、学府・学部・学科・専攻・課程の別なく履修することができます。また法学部以外の学部・課程(大学院含む)から本講義を受講する場合、事前に履修許可等を教員に求める必要はありません(標準年次以外での履修を希望する場合も同様です)。 |
授業の目的 |
国際政治学Tの目的は理論や方法論を学修したうえで研究設計(リサーチ・デザイン)に基づいて分析を行うことでした。この国際政治学Uでは具体的に7つの具体的イシュー(戦争違法化、安全保障、グローバル化、地域統合、人権、開発、環境)を取り上げ、各イシューにおける研究設計を含めた研究計画(リサーチ・プロポーザル)を作るというのが目的です。
授業の到達目標は以下の通りです。
【知識・理解】 国際政治(学)の理論・方法論・歴史および個々の事例について、文脈を踏まえた正確な知識や理解を得ること。
【専門的技能】 国際政治学の理論に基づいて問い・仮説をたてそれを分析する能力(具体的な国際問題を対象として、国際政治学理論に基づいて問い・仮説を設定し、特定の方法論(量的・質的方法)を用いてその妥当性を検証する能力)を得ること。
【汎用的技能】 研究設計に基づいて分析する能力(理論・方法・データの関係性を理解し、理論に基づいて問い・仮説を設定し、特定の方法論を用いてその妥当性を検証する能力)を得ること。
【態度・志向性】 研究設計に基づいて事象の分析を行うという態度(とくに理論・方法・データに基づいて分析を行う態度)を培うこと |
授業の概要・計画 |
この授業では7つのイシュー(戦争違法化、安全保障、グローバル化、地域統合、人権、開発、環境)を取り上げます。各回の講義ではそれぞれの理論的枠組み(リアリズム、リベラリズム、マルクス主義、構成主義)と方法論(理論研究、実証研究、質的研究、量的研究)を踏まえた研究動向の解説を行ないます。
1 ガイダンス 2〜3 戦争違法化 4〜5 安全保障 ※5回目はゲストスピーカー回 6〜7 グローバル化 8〜9 地域統合 10〜11 人権 12〜13 開発 14〜15 環境 |
授業の進め方 |
1)レジュメや資料等はオンライン(Moodle)でデータ配布します。
2)授業は最初の1時間で講義を行い、残りの30分で演習を行います。講義はレジュメや資料を用いた教員の説明、演習は毎回課題を出すのでMoodleを通じてその課題への回答を提出するという内容です。 |
教科書・参考書等 |
・教科書はとくに指定しません。参考文献は授業の中で紹介します。 |
成績評価の方法・基準 |
以下の各項目を合算して評価します。詳細は初回授業で説明します。
1)演習(30%) 上述の演習課題の回答についての評価です。評価方法はピアレビュー(学生間の相互評価)です。
2)質問(30%) Moodle上で授業についての質問を受け付けその内容を評価するものです。
3)レポート(30%) 任意の1イシューを選び、レポートを作成する課題(A4で5枚程度の分量)を課します。
4)リアクションペーパー(10%) ゲストスピーカー(第5回)講演についてのリアクション・ペーパー(様式は後日指示します)。
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その他(質問・相談方法等) |
・講義後およびメール(toga@law.kyushu-u.ac.jp)での質問を受けつけます。 |
事前/事後学修 |
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