Course Title |
Private International Law |
Course Overview |
This introductory course on private international law deals with issues relating to international civil proceedings. |
履修条件 |
過去に国際私法を履修した者には単位を認定しない。 |
授業の目的 |
関連する法律・学説・裁判例の検討を通じて,国際私法の全体像や仕組みを理解する。 |
授業の概要・計画 |
国際的な法律関係をめぐって紛争が生じたときには,その紛争について日本で裁判を起こせるか否かという点が問題になり,日本で裁判できるとしても,その法律関係にどの国の法を適用すべきなのかという点が問題となる。また,その法律関係について外国裁判所が下した判決が存在する場合には,その判決が日本で効力を有するか否かといったことまで問題となる。これらの問題を解決する法が国際私法である。 本講義では,準拠法の決定方法について議論した後に,国際裁判管轄の問題や外国判決の承認・執行の問題を扱う国際民事手続法について議論する(下記「授業の進め方」参照)。 |
授業の進め方 |
講義形式による授業を基本とし,質疑応答やディスカッションを適宜取り入れる。下記授業計画は必要に応じて再調整することがある。 第1回:ガイダンス 第2-6回:国際私法総論 第7-15回:国際家族法 第16-24回:国際財産法 第25-29回:国際民事手続法 第30回:総括 |
教科書・参考書等 |
教科書は指定しない。参考書については,講義中に紹介する。また,関連資料を適宜配布する。 |
成績評価の方法・基準 |
成績評価は期末試験による。期末試験では、国際私法に関する基礎的な知識・理解をはかる。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談等のために面談を希望する場合は、メールでアポイントメントをとること。 授業中・授業後の質問等も適宜受け付ける。 |
事前/事後学修 |
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