Course Title |
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Course Overview |
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履修条件 |
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授業の目的 |
A.汎用的能力・態度・自ら課題を発見し、問題解決のためのアプローチを考える論理的な思考力を養う。B.専門的知識・国際政治学に関する理論を学習することを通じて、日常何気なく接している国際政治のニュースについて、それらが前提としている認識フレームを批判的に検討し、体系的に理解する能力を養う。・国際政治を含む社会科学分野において重要視されている「概念」「説明」および「因果関係」に関わる仮説の立て方、実証の方法、理論の特質についての理解を深める。 |
授業の概要・計画 |
第1回 イントロダクション 第2回 国際政治学の誕生 第3回 リアリズム 第4回 リベラリズム 第5回 コンストラクティビズム 第6回 英国学派 第7回 マルクス主義アプローチ 第8回 批判理論 第9回 国際政治と国内政治 第10回 ゲーム理論 第11回 計量分析 第12回 国際政治学と歴史学 第13回 国際政治学と地域研究 第14回 日本における国際政治学 第15回 まとめ
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授業の進め方 |
授業形態:講義 配布したレジメに基づいて、授業担当教員がパワー・ポイントを用いる形で講義を行います。適宜、関連する資料も配布する予定です。
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教科書・参考書等 |
教科書は特に指定しません。 参考書として以下を挙げておきます。 @村田ほか『国際政治学をつかむ(新版)』有斐閣、2015年。 A中西寛・石田淳編『国際政治学』有斐閣、2013年。 B今井宏平『国際政治理論の射程と限界』中央大学出版会、2017年。 C青野ほか『国際政治史―主権国家体系のあゆみ(有斐閣ストゥディア)』有斐閣、 2018年。 DR. Jackson and G. Sorensen. Introduction to International Relations: Theories and Approaches. 6th ed. Oxford U.P. 2016. ET.Dunne, et al. International Relations Theories, 4th ed. Oxford U.P. 2016. @は歴史や課題に言及した入門的なテキスト、ABは少し専門性の高く理論にかなり紙幅を割いています。国際政治の歴史全般はCを参照するとよいでしょう。洋書としては、入門的なものとしてD、理論中心のEが挙げられます。英語の学習にもなるので、チェレンジしてみるとよいでしょう。
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成績評価の方法・基準 |
期末試験(60点)―講義全体の理解を問う論述式の試験。講義で学習した理論に 即して、現実の国際政治現象を説明することができるか、理解 と思考力を測ります。 課題レポート(30点)―国際政治に関するニュース、論文・評論に対するレビュー。国際政治理論を理解し、応用することができるかを問います。 ミニッツペーパー(10点)―授業の理解を問います。(2回)。 # なお講義全体の1/3以上を欠席した場合、期末試験の受験を認めません。
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その他(質問・相談方法等) |
今年度担当講師は、非常勤なので、質問等があれば、講義前後の時間を活用するか、E-mail:t-watanabe@fit.ac.jp までお願いします。 |
事前/事後学修 |
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