法政基礎演習

最終更新日:2019年10月21日

授業科目名
法政基礎演習
標準年次
2
講義題目
法学学習の基礎
開講学期
前 期
担当教員
岩下祐子  (IWASHITA.Y)
単位数
2単位
教  室
E104
科目区分
入門科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Introductory Seminar on Legal and Political Studies
Course Overview
Introduction to Civil Law and Criminal Law
履修条件
授業の目的
この授業科目は,少人数のゼミ形式により,2年次から本格的に始まるより高度な学習へ向けての橋渡しの教育を行う目的で開講されるものです。本ゼミを受講することで,法律の基礎的知識のみならず,学習方法を身につけていただき,法律専門科目の講義に向けた準備を進めてもらいたいと思います。A 知識・理解法律の基礎的知識のみならず,どのように法律を勉強していけば良いかを理解してもらうことを目的としています。B 汎用的技能裁判例の検討を通じて,裁判例を検索する「リサーチ・分析能力」,各回の報告や担当教員との質疑応答を通じて「ディスカッション・プレゼンテーション能力」,報告のためのレジュメ作成を通じて,「レポート・論文作成能力」を伸ばしてもらうことを目的としています。C その他裁判官,検察官,弁護士との接点を設けることで,それぞれの仕事内容ややりがいと知っていただいと思います。
授業の概要・計画
第1回 
オリエンテーション
第2回 
条文の読み方,判例や文献の検索方法に関するガイダンス
第3回 
裁判手続の概要
第4回以降 
参加者をいくつかのグループに分けて,グループごとに裁判例(民事事件,刑事事件の両方を取り扱います。)を題材にした報告を30分程度行なってもらいます。その後,授業担当教員が報告内容に関連する基礎的な知識を解説しながら,参加者全員と質疑応答を行います。
また,裁判所や検察庁を訪問したり,弁護士との懇親会の機会を設ける予定です。なお,昨年度は、授業2コマ分を使って、検察庁を見学させていただき,若手弁護士との懇親会を行いました。
授業の進め方
第1回から第3回
授業担当教員による解説を主とした形態であり、時折参加者と質疑応答を行いながら進める予定です。

第4回以降
報告担当者に報告してもらい,その後,授業担当教員が参加者と質疑応答を行う予定です。参加者の人数によりますが,少なくとも2回報告を行なってもらいたいと思います。報告担当者は,ゼミの2日前までに報告予定のデータファイルを送ってください。報告担当者以外のゼミ生にも何らかの課題を出す予定です。
教科書・参考書等
本ゼミでは六法を必ず持参してください。
教科書は特に指定しません。現在持っている教科書や授業の関係でこれから購入する教科書を通読してください。
その他,各回の参考文献は別途指示を出します。
成績評価の方法・基準
期末試験は実施しません。授業態度,発言回数,レポートの内容等を総合的に考慮します。
事前の連絡なく無断欠席をした場合には,やむを得ない理由によると認められない限り,単位認定ができません。欠席する場合には,必ず,事前にメールで連絡してください。また,正当な理由がないのに,遅刻や欠席が多数回に及ぶ場合には,評価を下げることがあります。
その他(質問・相談方法等)
事前/事後学修