法学入門

最終更新日:2019年2月25日

授業科目名
法学入門
標準年次
1
講義題目
法学入門
開講学期
前 期
担当教員
南野・田淵・遠藤  (MINAMINO S.,TABUCHI K.,ENDO A.)
単位数
2単位
教  室
科目区分
基幹教育科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Introduction to Legal Studies
Course Overview
Introductory lectures on legal studies, especially on public law, civil law and criminal law
履修条件
 特になし(ただし、法学部1年生は、他時限の「法学入門」ではなく、前期月曜3限のこの授業を取ること)。
 他学部生の受講も、教室に余裕のある限り認める。ただし、通常の法学部1年生並みの基礎的な知識、能力、意欲が必要となる。
 
授業の目的
 @法学の全体像をおおまかに掴むことがいちばんの目標である。そのため、いくつかの個別法分野・トピック(事例)を題材にする。
 Aものごとを論理的に考える力、法的に見る感性を身につける。法学特有の議論の進め方や考え方を身につける。
 
授業の概要・計画
 おおまかには以下の流れで授業を展開する。詳細な授業計画・目次・参考文献などの情報は、南野のHPで公開し、授業の進行に合わせて更新するので、必ず授業ごとに閲覧すること。

 1.イントロダクション、法学・法とは何か(第1〜3回)
    担当:南野
 
 2.公法・憲法(第4〜5回)
    担当:南野 森

 3.民事法・民法(第6〜9回)
    担当:遠藤 歩

 4.刑事法・刑法(第10〜13回)
    担当:田淵 浩二

 5.まとめ&試験(第14〜15回)
    担当:南野
 
授業の進め方
 講義形式で進める。毎回出席し、熱心に聴講することが必要である。  
 それぞれの担当教員が指示した文献を熟読し、自ら考え、可能であれば友人と議論してみることが重要である。法学の勉強は一にも二にも「読むこと」が必要とされる。これをやっておかない学生は、将来伸びることが全く期待できない。
 主体的・積極的に、授業の予習・復習を行うこと。また、授業後に自分で「ノート作り」をしておくことも重要である。
 なお、答案の書き方・憲法の勉強の仕方については、

・南野森「書く力・学ぶ力をブラッシュアップする/憲法」法学教室2019年3月号10-15頁

 を参考にしてほしい。
教科書・参考書等
 つぎの2冊を必ず購入すること(伊都キャンパスの九大生協皎皎舎店にて割引価格で購入可能)。
 
 @南野 森(編)『〔新版〕法学の世界』(日本評論社、2019年)
  http://spminamino.web.fc2.com/JP/hogakunosekai2.htm
 
 A南野 森(編)『ブリッジブック法学入門〔第2版〕』(信山社、2013年)
  http://spminamino.web.fc2.com/JP/bb2.htm

 また、B以下のものも推薦する(内容・特長については初回授業で説明する予定)。
 B内山奈月=南野森『憲法主義』(PHP研究所、2014年〔文庫版2015年〕)
  http://spminamino.web.fc2.com/JP/kenposhugi.htm

 C高橋和之ほか(編)『法律学小辞典〔第5版〕』(有斐閣、2016年)
 
 D池田真朗ほか(編)『法学六法19』(信山社、2018年)
 
成績評価の方法・基準
 期末試験による。中間レポートを課すこともありうる。詳細は授業で説明する。
 
その他(質問・相談方法等)
 授業後の質問を歓迎する。研究室への来訪も歓迎する(が、事前にメールで在室を確認するのが良いだろう)。
 授業に関する詳細な情報は担当教員(南野)のHPに掲載するので、「南野森のホームページ」→「南野的授業」→「2019年度・前期・法学入門」へと進み、閲覧すること。(→ http://spminamino.web.fc2.com/Cours/top.html )
事前/事後学修