アジア共同体論T

最終更新日:2019年4月6日

授業科目名
アジア共同体論T
標準年次
3・4
講義題目
アジアの市民社会
開講学期
前 期
担当教員
大賀 哲(OGA T.)
単位数
2単位
教  室
第5演習室
科目区分
展開科目
使用言語
JPN & ENG
科目コード
Course Title
Asian Community Building I
Course Overview
履修条件
・昨年度、アジア政治論を単位取得している場合は受講できません。
・授業は日本語または英語で行います。
・この授業はクォーター集中科目です(月4・5限で6月・7月で完結。初回授業は6月10日(月)。2単位科目です)。
授業の目的
○この授業のテーマは「アジアの市民社会」における制度・構造・動態などを理解することです。今年は移民問題と労働問題を中心に政治学、国際政治学、政治社会学、法学、教育、人権など学際的・複合的な視点から「アジア共同体/アジア市民社会」へとアプローチしていきます。

○また、英語圏の大学で行われている標準的な授業形式を取り入れつつ、留学しても困らない程度のStudy Skills(以下参照)の獲得を目標とします(無論これらの要素は日本語環境の修学においても重要なものです)。

○具体的には授業を通じて以下の6要素の獲得を目指します。
a)Reading List:授業の課題文献などを読み論点を理解すること
b)Note taking:英語の講義を聞いて要点をまとめノートにとること
c)Review Paper:教科書や論文を読み、内容を評価すること
d)Essay Writing:授業内容を理解したうえで、主要な論点を論じたペーパーを執筆すること
e)Presentation:問題の背景や主要論点を踏まえ、自己の意見を論理的に発表できること
f)Discussion:複数の異なる意見を踏まえ、議事進行を行いながら論理的に議論できること

○以上の要素をルーブリックに即して言うと次のようになります。

【知識・理解】東アジア共同体/東アジア市民社会の主要な論点について必要な理論・知見・議論・先行研究の動向等を知識として理解していること

【専門的技能】
東アジア共同体/東アジア市民社会の主要な論点について、問いと仮説をもとに研究設計を構築し、理論やエビデンスに基づいてその妥当性を検証できること。

【汎用的技能】
問いと仮説を立て理論やエビデンスを用いてそれを検証する研究設計を構築することができる、自己の意見を論理的に発表するプレゼンテーションがえきること、複数の立場を踏まえディスカッションをすることができること。

【態度・志向性】
研究設計に基づいて事象の分析を行う態度(とくに仮説と根拠をもって分析を行う態度)を培うこと。意思決定・合意形成を意識してコミュニケーション(プレゼンテーションやディスカッションを含む)を行う態度。
授業の概要・計画
授業の進め方
教科書・参考書等
とくに指定する教科書はありません。参考文献(Reading List)は講義回ごとに指定します。
成績評価の方法・基準
その他(質問・相談方法等)
その他質問等は、担当教員までメールでお問い合わせください(アドレスは @law.kyushu-u.ac.jp の前にtogaを付加)。
事前/事後学修