国際文化遺産法特殊講義

最終更新日:2019年3月10日

授業科目名
国際文化遺産法特殊講義
標準年次
2・3・4
講義題目
世界遺産と法
開講学期
前 期
担当教員
河野 俊行(KONO T.)
単位数
2単位
教  室
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
International Heritage Law
Course Overview
This course deals with the protection of cultural heritage and law on a global level through an intensive seminar and a joint event with Ateneo de Manila Law School in the Philippines. Those who are interested are requested to submit a brief explanation why you are interested in participating in this course, together with a transcript. If you are freshman, the submission of transcript is waived. The number of participants is limited to max.10. Travel expenses to go to the Phillipines will be fully covered.
履修条件
英語文献を用いた集中ゼミ(8月19日ー25日)、アテネオ・デ・マニラ法科大学院における英語による模擬世界遺産委員会(2019年9月4日ー13日)への主体的参加が求められる。1年生の参加希望も受け付ける。フィリピンへの渡航及び滞在費はカバーする。また一定水準以上のGPSに達した者についてはJASSO奨学金を得られる可能性がある。最大10名とし、志望者多数の場合は選抜を行う。志望動機及び成績表を、4月26日までに学生係に提出すること。


授業の目的
文化遺産の国際的保護の仕組みを、具体例を通じて学ぶとともに、英語文献理解力、及び英語による交渉能力の向上を目指す。

ディプロマポリシーでは以下の2点に注目したい。
1.知識・理解:世界遺産条約の仕組み及びいくつかの実例の理解、習得ができたか。
2.汎用的技能:英語の読解、及びオーラルコミュニケーションが一定水準に達しているか。
授業の概要・計画
英語文献を用いた集中ゼミ、及び熊本における住民対話集会参加(8月19日ー25日):

アテネオ・デ・マニラ法科大学院における授業出席、現地における現場視察、英語による模擬世界遺産委員会(2019年9月4日ー13日)

全日程参加を原則とする。選抜された学生を対象に5月に説明会を行う。

授業の進め方
8月の集中ゼミでは、世界遺産条約の仕組みと運用について学んだ後、模擬世界遺産委員会で用いる素材の事前準備を集中的に行う。
8月24日ー25日の週末は熊本において、世界遺産を抱える自治体住民尾の対話集会が予定されており、その集会への参加を予定している。

フィリピンにおいてはアテネオデマニラ法科大学院授業への出席、現地開発サイト視察、同校学生とペアとなっての準備討論を経て、模擬世界遺産委員会における討論に主体的に参加する。
教科書・参考書等
西村幸夫編「世界文化遺産の思想」(有斐閣)
英語文献は追って指示する。
成績評価の方法・基準
1.知識・理解:世界遺産条約の仕組み及びいくつかの実例の理解、習得が模擬世界遺産委員会において十分に示されたか。

2.汎用的技能:模擬世界遺産委員会において、能動的に自説を英語で表現し、交渉ができたか。

という観点から、準備状況も勘案して総合的に評価する。

その他(質問・相談方法等)
適宜電子メールで受け付ける。
事前/事後学修