ローマ法1

最終更新日:2019年7月10日

授業科目名
ローマ法1
標準年次
2・3・4
講義題目
ローマ法史・ローマ刑事法・国法
開講学期
前 期
担当教員
五十君 麻里子(IGIMI M.)
単位数
2単位
教  室
D105
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Roman Law I
Course Overview
The course aims to give an overview on the history of Roman law, Roman criminal law, and Roman public law. It is suitable for non-law students as well.
履修条件
特になし。
授業の目的
A.知識・理解:古代ローマから現在に至るまでの法の展開を、ローマ法を中心に整理し、理解する。
B.専門的技能:現代法の背景を知ることにより、現代法の理解を深める。
C.汎用的技能:人間社会のあり方や権力のあり方などの普遍性に触れ、現代社会を洞察する視点・視野を身につける。
D.態度・志向性:進化論的史観から脱し、歴史の経験を踏まえ、より広い視点で物事を考える態度を志向する。
授業の概要・計画
1. イントロダクション
2.12表法(BC450)の成立
3. 共和政
4. 元首政の成立
5. 刑事裁判
6. 元首政下での法の展開
7. 專主政期〜東西分裂後のローマ法
8. ローマ法の継受
授業の進め方
講義形式。資料は目次程度の簡単なものを配布し、必要に応じてパワーポイントも利用する。
教科書・参考書等
特になし。
成績評価の方法・基準
古代ローマの法の展開を理解しており、これを現代社会と比較する態度を身につけているかを評価する。
*高年次基幹教育科目「ローマ法史」は、教場試験期間に、マルティプルチョイスと簡潔な記述を求める試験を行う。持ち込みは電子機器以外可。
*法学部展開科目「ローマ法I」はレポート。要領は次の通り。
1)  提出期限:2019年7月17日12:00
2)  提出場所:教務課レポートボックス
3)  分量:A4用紙、3枚以内。
4)  課題:法の支配(rule of law)について、ローマ法の観点から論述せよ。
5)  注意:資料は広範に利用することが望ましいが、その際には必ず注を付し、引用元を明らかにすること。
その他(質問・相談方法等)
講義中、講義後、メールで、など質問は随時受け付ける。
7月31日補講。
事前/事後学修