Course Title |
Reading: Historical materials of Japanese legal history. |
Course Overview |
This course aims to acquire the knowledge and skills necessary to critically analyze source materials. |
履修条件 |
特に無し。 |
授業の目的 |
本演習の目的は、鎌倉幕府が編纂した史書・吾妻鏡の読解を通じた史料批判能力の涵養にある。 |
授業の概要・計画 |
1 教科書(『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』)を用いて変体漢文の訓読法を講義し、 2 レジュメの作り方、辞書等の使い方などを教えた後、 3 各参加者に吾妻鏡(本年は巻第2〔治承5年/養和元年〕から)を数日条ずつ報告して貰う。
報告では、『現代語訳 吾妻鏡』の該当箇所を参照しながら、語釈と読み下しとを作ること、が、差当たり求められる。
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授業の進め方 |
受講者の歴史知識や漢文読解能力などを見ながら進める。 |
教科書・参考書等 |
・ 吾妻鏡のテクストは講師が配る。
・ 教科書1:五味文彦=本郷和人(編)『現代語訳 吾妻鏡 第1巻――頼朝の挙兵』吉川弘文館、平成19年 ・ 教科書2:日本史史料研究会(監修)『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』吉川弘文館、平成27年 以上2つの教科書は、参加者各自で購入のこと。
・ 参考書1:五味文彦ほか(編)『現代語訳 吾妻鏡 別巻――鎌倉時代を探る』吉川弘文館、平成28年 ・ 参考書2:佐藤進一『新版 古文書学入門』法政大学出版局、平成15年 ・ 参考書3:高橋秀樹『古記録入門』東京堂出版、平成17年 以上3つは、参加者が必ずしも購入する要はない。
その他の参考書や辞書等については、演習のなかで講師が指示する。
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成績評価の方法・基準 |
平常点による。無断欠席はしないこと。 |
その他(質問・相談方法等) |
メールにて問い合わせのこと。 |
事前/事後学修 |
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