Course Title |
Seminar on Civil law |
Course Overview |
We will discuss the treatment and status of children in civil law and family law. |
履修条件 |
充分な準備をして出席し,積極的に討論する人の参加を歓迎します。 |
授業の目的 |
民法における子どもの法的地位に関する知識を確実なものとし,子どもに関係する民法上の諸問題を的確に分析・説明できること(「知識・理解の観点」)。 専門知識を自立的・主体的に学ぶ基盤的能力及び柔軟で批判的・創造的な思考力に裏打ちされたコミュニケーション能力・情報発信能力を身に付けること(「専門的技能の観点」)。 |
授業の概要・計画 |
子どもは,民法において様々な場面で登場します。法律行為における行為能力や不法行為における責任能力と関係するだけでなく,親子関係においても,たとえば生殖補助医療や離婚後の面接交渉権等という形で関係します。 このような民法における子どもに関する規律について検討し,最終的には「子どもと民法」を共通テーマにした『ゼミ論文集』を作成します。 |
授業の進め方 |
前期は,子どもに関する民法上の諸問題を取り上げて,3人〜4人程度のグループで分担し,そもそもどのような問題が生じているのか,それについてどのような法的規律がされているのか,判例や学説はどうなっているのか等の調査を行ってもらい,レジュメを配布したうえで報告してもらいます。 後期は,ゼミ参加者がそれぞれテーマを設定し,調査をしたうえで,ゼミ論文の「原稿」を報告してもらいます。テーマの明確さ,判例・学説等の調査の適切さ,結論等について検討を重ね,論文を完成させます。 ゼミの時間が30分程度延長されることがあります。 |
教科書・参考書等 |
特にありません。 文献の調べ方・読み方,報告の仕方,論文の書き方などについては,参考資料を配布します。 |
成績評価の方法・基準 |
出席,報告,討論,受講態度,貢献度を総合して評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
ゼミ旅行の様子などについては,http://cuiacu.yukihotaru.com/daigaku/tanaka.htmlを参照してください。 |
事前/事後学修 |
|