民法演習

最終更新日:2018年11月20日

授業科目名
民法演習
標準年次
3・4
講義題目
民法判例研究
開講学期
通 年
担当教員
七戸 克彦(SHICHINOHE K.)
単位数
4単位
教  室
E104
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Seminar on Civil Law
Course Overview
Seminar Study on Civil Law as a whole, including study on Family Law.
履修条件
例年、受講者全員が、3年秋の法科大学院「飛び入学」受験者、4年春の司法試験「予備試験」受験者であるため、同じような進路・学習計画をもっている人を望みます(ゼミ出身者は、ほぼ法曹になります。同期全員が司法試験に合格した期もあります)。
授業の目的
法曹分野に進むために必要な知識・技術を、学部の早期段階より身につけることを目的とします。
具体的には、法律知識の習得というインプットの側面に加えて、アウトプット側の次の2点に関する技術の習得を目標とします。
(1)レポート・論文の作成能力の習得
(2)発言・ディベート能力の習得。
授業の概要・計画
(1)レポート・論文の作成(答案練習)――毎週、ゼミ当日の13:00までに、課題(手書き)を研究室に提出してください(なお,課題レポートの作成には、半日以上かけないでください。限られた時間内に答案をまとめる能力を養うことが重要ですし、また、皆さんには、他にやるべき事柄がたくさんあります)。
(2)報告・討論(口述練習)――毎週の演習(ゼミ)においては、任意に数名を指名し、作成したレポート内容につき報告ならびに参加者全員による質疑応答を行います。
(3)このほかに、自分たちの能力が全国レベルでどの程度にあるかを確認する目的で、年3回程度、関東(慶大)・関西(インカレ民法討論会)その他の地域の大学(北大)と合同ゼミ(対抗討論会)を行います。
授業の進め方
『民法判例百選(第8版)』全3冊の「総潰し」をします。
教科書・参考書等
提示された課題に対して、各自が必要と考えた文献・資料を参照してください。適切な資料を選択・収集することもまた、習得すべき技術の1つです。
成績評価の方法・基準
平常点(レポートの内容・ゼミでの発言・遠征での発言等)により採点します。
その他(質問・相談方法等)
ゼミの特徴は、現役法曹のOB・OG(ざっと数えたところで50人はいます)との繋がりが強い点で、OB・OGが直接学生の指導に当たってくれるので、現役学生の意識は格段に向上するようです(教師が指導するより、はるかに効果があるようです)。
 例年、OB・OGからの希望は、意識が高く、かつ性格の良い人材を入れてくれ、とのことです。
事前/事後学修