比較政治学

最終更新日:2019年9月30日

授業科目名
比較政治学
標準年次
3・4
講義題目
比較政治学の基礎
開講学期
後 期
担当教員
岡崎・出水 晴輝・薫(OKAZAKI S.,IZUMI K.)
単位数
4単位
教  室
D-105
科目区分
基盤科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Comparative Politics
Course Overview
The aim of this course is to acquire the basic knowledge of comparative politics. You are to study the theories and practices of electoral systems and party systems by comparing Japanese politics with some Western democracies’ politics (Part I by Okazaki). You are also to study the theories and practices of development and democratization by comparing Japanese politics with Korean politics (Part II by Izumi).
履修条件
以下の授業科目をすでに履修しているか、今学期に履修していることが望ましい。
 1年前期 政治学入門(岡崎教授)
 2年前期 政治学原論(蓮見准教授)
 2年前期 政治学T(出水教授)
 2年後期 政治学U(出水教授)
 2年後期 政治理論入門(木村教授)
 2年後期 政治史(熊野教授)
授業の目的
この講義は、岡崎(第T部)と出水(第U部)で分担しておこないます。

第T部
 専門的知識:主要国の選挙制度・政党システムを正確に説明できるようになること。
 汎用的技能:説得力ある文章を書けるようになること。
 態度・志向性:関連文献を自発的に読む主体性を身につけること。

第U部
(1)「比較」という方法による政治分析の概要を理解できようになります。とりわけ「政治変動論」や「政治体制論」の観点から、比較について理解する視点を習得できます。
(2)韓国と日本の政治を理解する上で必要な、歴史的・構造的な背景知識を得ることができます。とりわけ「経済発展」や「民主化」のような政治変動論が基本的なものとみなす事象に関連する知識を得ることができます。
授業の概要・計画
第T部 選挙制度・政党システムの比較政治学(岡崎担当)
  1 序論
  2 政治改革 (1)
  3 政治改革 (2)
  4 政治改革 (3)
  5 基礎理論 (1):抽選制と選挙制
  6 基礎理論 (2):選挙制度
  7 基礎理論 (3):政党システム
  8 小選挙区制(1):イギリス
  9 小選挙区制(2):オーストラリア
 10 小選挙区制(3):アメリカ
 11 比例代表制(1):スイス
 12 比例代表制(2):ドイツ
 13 比例代表制(3):イタリア
 14 2019年度特別研究:ベルギー
 15 結論

第U部 日韓比較で考える「開発」と「民主化」(出水担当)
 初回ガイダンス時に詳細を説明します。
授業の進め方
第T部
プリントを配布し、講義形式で進めます。
授業後に復習をし、不明な点をインターネット等で調査してください。

第U部
パワーポイントスライドによる講義形式です。
講義カードによる予習・復習が必要です。
教科書・参考書等
【教科書】
 なし
【参考書】
適宜、指示します。
成績評価の方法・基準
第T部・第U部とも、「授業の目的」欄に記した基準に照らして、定期試験で評価します。
その他(質問・相談方法等)
授業後に質問に応じます。
事前/事後学修