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Course Title |
History of Japanese Law |
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Course Overview |
1. Concept of history
2. Constitutional discours and historians in early Meiji era
3. "Innovation of history"--historians vs. men of lettres
4. The influence of social Darwinism
5. Hiraidumi Kiyoshi and so-called Koukoku-shikan
6. The dawn of law history in Japan
7. A portrait of Kaoru Nakada |
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履修条件 |
無し。 |
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授業の目的 |
Ａ 知識・理解：幕末から昭和戦前期の日本に於ける歴史学・法制史学研究の展開が、国制（実質的意味の憲法）論議への参与なしには論じ得ないことを理解すること。
C 汎用的技能：歴史的かつ政治的な種々の言説の成す対抗関係のパターンを認識し、現在の歴史に関する諸言説を批判的に読解する能力を涵養すること。
Ｄ 態度・志向性：上記内容の聴講を通じ、講義内容を取捨選択してノートを取る能力を体得すること。（レジュメの殆どは、専門用語および史料である。） |
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授業の概要・計画 |
本講義は、一般史学史と法制史学史との2部に分かたれる。
第1部（一般史学史）では、歴史学の概念、幕末維新から明治20年代半までの近代歴史学成立史（文明史、官学アカデミズム史学の成立）、明治20年代半ばにおける「史学革新」運動、明治30年代に於ける社会進化論が歴史学に及ぼした影響、文化史学、皇国史観、等を講ずる。
第2部（法制史学史）では、考証系国学者による法制史研究、宮崎道三郎によるいわゆる近代的法制史研究の形成、中田薫による体系化とその特徴、等を講ずる。 |
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授業の進め方 |
講義形式。講師の話を聞き取り、これを適宜整理してノートに取ることが求められる。時に板書やスライドを用いる。
Moodleを通じてレジュメを配布する。
なお、初回はガイダンスを行う。 |
| 教科書・参考書等 |
教科書：無し。
参考書：
1. 松沢裕作・重野安繹と久米邦武―「正史」を夢みた歴史家 (日本史リブレット人)（山川出版社、平成24年）
2. 大久保利謙・近代日本史学史（白揚社、昭和15年）
3. 山口道弘「正閏―南北朝正閏論争」河野有理編・近代日本政治思想史―荻生徂徠から網野善彦まで（ナカニシヤ出版、平成26年） |
| 成績評価の方法・基準 |
期末試験による。 |
| その他（質問・相談方法等） |
授業に関する質問は、授業の後に受け付ける。メールでの質問には答えない。 |
| 事前／事後学修 |
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