Course Title |
Study of the History of Political Thought |
Course Overview |
Reading classical text to develop the skill needed for research in intellectual history. |
履修条件 |
特になし。 |
授業の目的 |
下欄参照。 |
授業の概要・計画 |
戦塵を去ること百余年、文化開ける江戸の世に新たな学知が産声をあげた。「国学」という。この一派は、緻密な文献学・語学研究を基礎に『古事記』や『源氏物語』といった日本の古典を読みとき、「物のあはれ」や「みやび」を鍵語とする独自の思想をうちたてた。本居宣長はその領袖のひとりである。 この演習では、本居宣長を中心に江戸期国学のテクストを読む。具体的には、前期は宣長の文学論を、後期は政治思想をあつかう予定である。参加者は@宣長の思索を通して政治について考えを深めること、A当該時期の思想・文化・歴史に関する基礎教養を得ることを期待できる。
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授業の進め方 |
毎回、担当者が内容の紹介をおこなったのち、全員で議論します。 参加者全員に江戸期のテクストを入念に予習した上で議論に加わることを求めます。 |
教科書・参考書等 |
日野龍夫校注・新潮日本古典集成『本居宣長集』(新潮社)を各自購入してください(原版[1983年刊]と新装版[2018年刊]とがありますが同内容なのでどちらでも可)。その他のテクストはこちらでコピーを用意します。 |
成績評価の方法・基準 |
平常点。 |
その他(質問・相談方法等) |
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事前/事後学修 |
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