Course Title |
Foundations of History of Modern Political Thought |
Course Overview |
Lecture on history of Japanese political thought especially from the Meiji Era to the Showa Era. |
履修条件 |
特になし |
授業の目的 |
ひとがひとりでは生きていけないとしたら、我々は他者とどのような関係を取りむすび、いかに生きるべきなのか。人類が「よき生」と「よき政治社会」をめぐる難問に取り組みはじめた歴史は長く、また洋の東西を問わない。そして、こうした政治に関する悩みの歴史を「政治学史(政治思想史)」という。 この授業では、近代日本を舞台に、この列島でかつて生きた人々が政治をめぐって何を考えてきたのかを概観する。受講者は@当該時期の思想・文化・歴史に関する基礎教養を得ること、A政治についての原理的考察を深めること、B単なる懐旧やエキゾチシズムとは異なる過去とのつきあい方を学ぶことを期待できる。 |
授業の概要・計画 |
本年度は明治・大正・昭和期についての入門的な内容を扱う。
1.はじめに 2.〈明治維新〉とは何だったのか 3.福沢諭吉の政治思想 4.中江兆民の政治思想 5.明治ナショナリズムの展開T 6.明治ナショナリズムの展開U 7.吉野作造と「社会」の発見 8.マルクス主義の衝撃T 9.マルクス主義の衝撃U 10.日本回帰と戦争の時代 11.補論T―「天皇」について― 12.補論U―「アジア」について― 13.南原繁における民族と文化 14.おわりに |
授業の進め方 |
講義形式(配布レジュメと板書を用いながら、口頭での説明を主とする) |
教科書・参考書等 |
授業中に紹介する |
成績評価の方法・基準 |
学期末試験100% |
その他(質問・相談方法等) |
【重要】オンライン授業について【4月22日追記】 ・春学期の授業はすべてオンラインでの開講になります。 ・授業形態につき詳細をmoodle上に掲載しました。 ・初回(5月7日)までに各自「政治学史基礎」のコースを登録し、アナウンスメントを確認してください。 |
事前/事後学修 |
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