民法T【民法総則】

最終更新日:2020年9月20日

授業科目名
民法T【民法総則】
標準年次
1
講義題目
民法総則・物権
開講学期
越 年
担当教員
田中(教 雄)(TANAKA N.)
単位数
4単位
教  室
オンライン
科目区分
基盤科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
General Provisions of Civil Law
Course Overview
An overview of General Provisions of Japanese Civil Code and Law on Real Rights
履修条件
 本講義は2020年度後期から2021年度前期の越年講義である。
授業の目的
A.知識・理解
 民法総則,物権総論,所有権,占有権,用益物権の分野の基礎的な概念を習得すること。
B.専門的技能
 上記の基礎的な概念を用いて,様々な事例を分析する能力を身につけること。
C.汎用的技能
 論理的思考力,問題解決力を身に付けること。
D.態度・志向性
 市民としての社会的責任を自覚できるようになること。
授業の概要・計画
【第1回】はじめに,1-1 民法とその基本原理
【第2回】1-1 民法とその基本原理(2)
【第3回】1-2 民法典の構造、2-1 権利の主体T
【第4回】2-1 権利の主体T(2)、2-2権利の主体U
【第5回】2-2 権利の主体U(2)、2-3 物
【第6回】2-4 意思表示による権利変動――法律行為・総説
【第7回】2-5 意思表示の瑕疵
【第8回】2-5 意思表示の瑕疵(2)
【第9回】2-6 契約の不当性,2-7 無効と取消し
【第10回】2-8 代理
【第11回】2-8 無権代理
【第12回】2-8 表見代理
【第13回】2-9 法律行為の効力発生時期――条件・期限
【第14回】民法総則の諸問題
【第15回】民法総則の諸問題(2)

 2021度前期については、担当者変更を予定しているため、2021年度のシラバスにおいて公表する予定である。
授業の進め方
[予習・復習・自主学習について]
○予習
 教科書等及び事前に配布する講義資料の該当箇所を熟読しておくこと。
○復習・自主学習
 講義内容を教科書等で確認するとともに,教科書等及び講義資料に掲載されている判例を理解するように努めること。

[授業の進め方]
 授業担当教員による,教科書及び講義資料に沿った解説である。講義には六法を必ず持参すること。
教科書・参考書等
(教科書)
 潮見佳男『民法(全)最新版』(有斐閣)。
 本講義で主に使用するのは一部だけ(第1部、第2部の一部)であるため,同等以上のものを使用しても構わないが、2020年度後期末試験においては、この本を基準とする。
 「六法」は最低でも『ポケット六法』(有斐閣)又は『デイリー六法』(三省堂)の最新版を講義に持参すること

(参考書)
『民法判例百選T〔第8版〕』(有斐閣)
成績評価の方法・基準
 2020年度後期と2021年度前期の成績により評価を行う。
 2020年度後期末試験では,時効を除く民法総則の基礎的な知識および概念を習得しているか,ならびに,これらの知識・概念をもとに,比較的簡単な事例を分析しつつ,法的解決を導けるか(BCに関係),を問う。
その他(質問・相談方法等)
 質問などについては,Zoomのチャット機能のほか、Moodleの「質問」フォーラムを利用すること。オフィスアワーを利用する場合には、事前にメールで連絡すること。
事前/事後学修