社会保障法

最終更新日:2020年9月25日

授業科目名
社会保障法
標準年次
3・4
講義題目
ライフステージと社会保障法
開講学期
後 期
担当教員
丸谷 浩介 (MARUTANI K.)
単位数
4単位
教  室
オンライン
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Social Security Law.
Course Overview
Social Security Law on a Life Stage Event.
履修条件
特にありません。社会保障や社会福祉に興味関心を持つ学生さんの受講を歓迎します。行政法を履修していることが望ましいですが,必須ではありません。
授業の目的
 私たちが生まれる前から死亡した後まで(お腹の中からお墓の中まで),社会保障はその時々のライフステージでかかわりがあります。そして日本の国家予算規模でも社会保障の占める位置はかなり大きくなっています。このように,社会保障はミクロとマクロの両方で大きなものになっています。
 これに加えて社会保障は,現金で給付するものから医療や介護のようなサービスを提供するものがあります。誰からどのような費用を徴収し,誰に給付すべきかを考えることも重要になります。
授業の概要・計画
 この講義では社会保障法の各論的領域について,ライフステージに沿って全体を概説的にとりあげることにします。
1 貧困と生活保護
2 妊娠・出産・子育て・子育ち
3 仕事をするための社会保障
4 病気やケガの治療
5 地域生活と介護
6 年金
7 仕事の変化,家族形態の変化と社会保障法
授業の進め方
○講義は当分の間、オンラインのライブ形式にて行います。
○講義開始前に必ずテキストを読んで予習をしておいてください。
○配付資料や講義の注意事項はmoodleにあげておきます。配信URLなどもそちらに記載します。毎回必ず確認してください。
○毎回の講義終了時に確認テストをmoodle上で行います。
○レポートを1〜2回程度提出してもらうかもしれません。
教科書・参考書等
【教科書】
丸谷浩介『ライフステージと社会保障』(放送大学,2020)
【参考資料】
笠木ほか編『社会保障法』(有斐閣,2018年)

※このほか,社会保障に特化した六法類が必須ですが,昨年度まで指定していた『社会保障法令便覧』が休刊となりました。現在のところ適切なものがありませんので、web、スマホアプリなどを活用してください。
成績評価の方法・基準
 講義は緻密な法解釈よりはむしろ社会保障制度の概説とその法的把握が中心になります。ただ,小テスト・レポート・定期試験においては法律学的三段論法により論じることができているかどうかが評価対象になります。
 なお,テキストに記載がない事項でも講義で学習したことは試験問題に出すことがあります。
その他(質問・相談方法等)
意見要望などはmoodle上でコメントを提出するか、メール(marutani[at]law.kyushu-u.ac.jp)を出してください。
事前/事後学修