憲法U【人権論】

最終更新日:2020年9月25日

授業科目名
憲法U【人権論】
標準年次
2
講義題目
憲法2
開講学期
後 期
担当教員
梶原健佑 (Kajiwara.K)
単位数
4単位
教  室
オンライン
科目区分
基盤科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
Constitutional Law U
Course Overview
Lecture on the rights and freedoms guaranteed by the Constitution of Japan
履修条件
特になし。ただし、憲法Iで扱われる内容は理解しているものとして講義を進める。
授業の目的
(1)人権論の基本的な考え方及び知識を修得すること
(2)憲法上の権利をめぐる具体的な問題に対して、判例・学説を基に適切に分析し、自分自身の考えを導き出すことができるようになること
(3)内なる知識や思索の過程・結論を、的確な表現を用いて他者に分かるようにアウトプットできるようになること
授業の概要・計画
以下のような順序で講義を進める予定であるが、変更の可能性がある。いずれにしても、授業初回でより詳細な授業計画を提示する。

◆憲法上の権利の基礎理論(人権の分類、享有主体、限界など)
◆憲法適合性審査の基本的な考え方と違憲審査基準論
◆精神的自由権
・思想・良心の自由
・信教の自由と政教分離原則
・表現の自由
・学問の自由
◆経済的自由権
・職業選択の自由
・財産権
◆選挙権
◆社会権
・生存権
・教育を受ける権利
・労働権
◆包括的基本権
◆法の下の平等
◆憲法上の権利の効力と射程(私人間適用、特別な法律関係)
◆適正手続保障、人身の自由
授業の進め方
【2020.9.25修正】
Microsoft Teamsを使ったライブ形式のオンライン授業を行う。授業は、授業担当教員による解説を主とした形態で行われる。各回、授業開始時までに授業進行メモ(pdf)をMoodleにアップロードする。受講生には、そのpdfと教科書、さらには、必要に応じてTeamsの画面にも視線を往復しながら、適宜、ノートをとることが期待される。
教科書・参考書等
【2020.9.25修正】
教科書:毛利透ほか『憲法U 人権(第2版)』(有斐閣、2017年)
参考書等は授業のなかで紹介する。
成績評価の方法・基準
授業の折り返し地点で中間試験を行う。この中間試験の結果(35%)と期末試験の結果(65%)により成績を評価する。成績評価の基準は、上記「授業の目的」に示した通りである。
その他(質問・相談方法等)
【2020.9.25修正】
(1)Moodleを通じてTeams会議室のURLや資料を配布する。受講希望者は授業開始前にMoodleからコースを検索して自己登録し、10/2の4限開始時刻にはコースにアクセスしてください。
(2) Teams会議に入室する際はSSO-KIDを使ってログインすること(原則として外部からの入室許可申請には応じない)。
(3)質問は基本的にMoodleを通じて受け付ける。授業時間中の急を要する質問はTeamsのチャット機能で届けてもらって構わない。
事前/事後学修