英米法特殊講義

最終更新日:2021年10月25日

授業科目名
英米法特殊講義
標準年次
3・4
講義題目
英米法
開講学期
前 期
担当教員
中田 裕子(Nakata Y.)
単位数
2単位
教  室
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
21156001
Course Title
Anglo-American Law
Course Overview
This course will be delivered using the lecture style. In this course, we will look at law topics such as Constitutions, Contracts, Torts, Property and Trust at common law jurisdictions. We will examine the role of law and the nature of law as it relates to the US and the UK societies.
1. Introduction to “Common Law” (1)
2. Introduction to “Common Law” (2)
3. Constitutional Law (1)
4. Constitutional Law (2)
5. Constitutional Law (3)
6. Constitutional Law (4)
7. Contract Law (1)
8. Contract Law (2)
9. Tort Law (1)
10. Tort Law (2)
11. Tort Law (3)
12. Property Law
13. Trust Law (1)
14. Trust Law (2)
15. Latest case laws and conclusion
履修条件
特になし。
授業の目的
受講者の目標を下記2点に設定し、英米法総論・各論を講じる。
1.英米法の基本用語を理解し、その用語が生まれる背景となった歴史・政治・経済・文化的背景を理解できるようにすること。
2.英米法の法制度を理解した上で、日本法の問題点等を比較法的視点で考える力を身につける。
授業の概要・計画
本講義では、英米法(特にアメリカとイギリス)の憲法・契約法・不法行為法・財産法・信託法の分野について取り扱う。また、適宜最新の判例にも触れる。具体的には以下のような順序で講じる。
第1回:英米法総論(1)
第2回:英米法総論(2)
第3回:憲法(1)
第4回:憲法(2)
第5回:憲法(3)
第6回:憲法(4)
第7回:契約法(1)
第8回:契約法(2)
第9回:不法行為法(1)
第10回:不法行為法(2)
第11回:不法行為法(3)
第12回:財産法
第13回:信託法(1)
第14回:信託法(2)
第15回:最新判例の紹介とまとめ
授業の進め方
今年度、本講義はオンライン講義の予定である。本講義では、パワーポイントスライドを用いながら授業を行う。講義の理解度を確認するためにテーマに沿った課題を授業内で提示する予定であり、その課題を提出した場合には、最終成績に算入する。
なお、学生の理解度や関心等の事情により、授業の進度を調整する場合がある。
教科書・参考書等
教科書は特に指定しない。

参考文献:
E・アラン・ファーンズワース『アメリカ法への招待』(勁草書房・2014)
樋口範雄『はじめてのアメリカ法(補訂版)』(有斐閣・2013)
戒能通弘・竹村和也『イギリス法入門:歴史、社会、法思想から見る』(法律文化社・2018)
田中英夫(編)『BASIC英米法辞典』(東京大学出版会・1993)

その他、参考文献は適宜講義内で示す予定である。
成績評価の方法・基準
レポート(100%)で評価する。講義内で提示するボーナス課題を提出した者に対しては加点対象とする。
その他(質問・相談方法等)
事前/事後学修