フランス法

最終更新日:2021年10月25日

授業科目名
フランス法
標準年次
2・3・4
講義題目
フランス法
開講学期
通 年
担当教員
齋藤 哲志(Saito T.)
単位数
2単位
教  室
E-110
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
21156003
Course Title
French Law
Course Overview
The goal of this course is to acquire a comparative legal perspective by understanding the characteristics of the basic legal system of French law, with attention to its historical development and social context. The overarching theme will be the foundation and scope of so-called “légicentrisme”.
履修条件
なし
授業の目的
フランス法の基本的な法制度の特徴を歴史的・社会的背景に留意しつつ理解することにより、比較法的視座を獲得することを目標とする。全体を貫くテーマとしては、いわゆる「法律中心主義の基礎と射程」を掲げる。
授業の概要・計画
I. 法史
(1) 「フランス法」の観念
(2) フランス革命と法
(3) 第三共和政期における変容
II. 現代実定法
(4) 裁判制度
(5) 法源と法令審査システム
(6) 民事法各論
[Course Overview]
I. Historical introduction
(1) Concept of “French law”
(2) French Revolution and law
(3) Transformation in the Third RepublicII.
(4) Judicial system
(5) Sources of law and their review system
(6) Some themes on Civil law
授業の進め方
講義形式。トピックの切れ目で質疑の時間を設ける。
教科書・参考書等
教科書は指定しない。レジュメを配布する。
参考書として、岩村・大村・齋藤編『現代フランス法の論点』(東京大学出版会、2021)。
また、講義の方向性を指示するものとして、拙稿「フランス法――異なる法を学ぶ」南野森編『[新版]法学の世界』(日本評論社、2019)を事前に参照されたい。
成績評価の方法・基準
試験による。
その他(質問・相談方法等)
フランス語の能力は要求しないが、受講者にはこれを機会に習得を試みられたい。
事前/事後学修