Course Title |
Seminar on Diplomatic History |
Course Overview |
In this seminar, we will examine and discuss various issues concerning diplomatic history of Japan or other countries. |
履修条件 |
・とくにありません。 |
授業の目的 |
・外交史に関するリサーチとディスカッションを行い、当該分野に関する理解を深める。 ・グループ・ワーク、先行研究の整理と発表といった経験を通じて、プレゼンテーションの能力の向上をめざす。 |
授業の概要・計画 |
・戦後の日本が経験した重要な外交交渉に着目し、@当時の時代背景、A交渉の過程と結果、B成果と課題、などについて、リサーチとディスカッションを行います。 ・本年度は、北方領土交渉をテーマとして取り上げる予定です。
|
授業の進め方 |
・テキストの内容をもとに、各自で担当範囲を決めて、報告の準備を行います。 ・報告は、レジュメなどを作成して行い、その後ディスカッションを行います。 ・日本の外交文書など、重要な資料の検討会を入れる回があります。 ・全体のテーマとは別に、各自で個別のテーマ(日本または外国の外交に関するもの)を決めて、4年生終了時までにリサーチ・ペーパーにまとめる予定です。 ・他大学との合同ゼミを実施する可能性があります。
4月13日 顔合わせとガイダンス 4月20日 北方領土問題に関する新聞資料の収集と各自報告・ディスカッション(前半) 4月27日 同上(各班でのメモ出しとディスカッション) 5月11日 日ソ国交回復交渉の論点について(ディスカッション) 5月18日 テキスト(プロローグ・第1章のメモ出しと、各班での争点の検討) 5月25日 各班の報告発表とディスカッション 6月1日 テキスト第2章、第3章 6月8日 テキスト第4章、第5章 6月15日 テキスト第6章、第7章 6月22日 テキスト第8章、第9章 6月29日 テキスト第10章、第11章 7月6日 テキスト第12章、第13章 7月13日 テキスト第14章 |
教科書・参考書等 |
【教科書】東郷和彦『北方領土交渉秘録――失われた五度の機会』(新潮文庫、2011年)。 【参考図書等】 (「中曽根前総理ソ連訪問〔1988年〕」分類番号2019-1220) 五百旗頭真編著『戦後日本外交史 第3版補訂版』(有斐閣、2014年)。 「オンライン版 三木武夫関係資料」(図書館データベースhttps://j-dac.jp/MIKI/index.html) |
成績評価の方法・基準 |
・出席と授業への参加状況から、総合的に評価します。 |
その他(質問・相談方法等) |
・新規開講のため、オープンゼミはありませんので、不明な点や尋ねたいことなどがあれば、中島までご連絡ください。(メールアドレスは法学部HPの教員一覧で確認できます。) |
事前/事後学修 |
教科書の該当箇所の読み込みと授業後の復習。各回4時間相当。 |