Course Title |
A History of the Gestapo (T) |
Course Overview |
Through an in-depth study of a selected topics in German political history, students will acquire and develop the practical specialist knowledge and skill needed for research in German studies. |
履修条件 |
ドイツ語履修者。 |
授業の目的 |
本授業の目的は、「A.知識・理解」と「B.専門的能力」の観点から、以下のようになります。 1.ドイツ語の専門書を正確に理解するようになる。 2.ドイツ語の専門書の読解を通じて、ドイツ政治史の知識を取得する。 3.ドイツ語の専門書の読解を通じて、政治用語や歴史用語を始めとした専門的な分析概念を身につける。 以上です。 |
授業の概要・計画 |
ナチス・ドイツのゲシュタポ(秘密国家警察[Geheime Staats-polizei: Gestapo])の歴史に関する専門書を精読していきます。受講生には実力に応じて、1回あたり読む分量を決める予定です。平均的に1回の授業では、1〜2頁を予定しています。 |
授業の進め方 |
事前に学修した基礎的な知識を基に、特定の題材や問題を取り上げて、さらに知識等を深めていく形態です。講義とは異なり、学生が主体的に考える学修姿勢が求められます。 毎回参加者全員に音読の上、日本語に訳出してもらいます。その後、必要に応じて文法的な説明やゲシュタポの歴史やナチス・ドイツ期の治安維持の歴史的背景について解説を行います。適宜、質疑応答を行います。 |
教科書・参考書等 |
Carsten Dams/ Michael Stolle: Die Gestapo. Herrschaft und Terro im Dritten Reich, Muenchen 2008. |
成績評価の方法・基準 |
平素。 但し、授業の目的達成度に従って評価します。すなわち「A.知識・理解」及び「B.専門的能力」の観点から評価します。具体的には、1.テキストを正確に読めるようになったか、2.テキストの読解を通じて、ゲシュタポの歴史についての知識を正確に習得したか、3.政治用語や歴史用語を始めとした専門的な分析概念をどの程度身につけたか、です。 なお、無断欠席、遅刻は厳禁です。4回以上欠席の場合は、除籍となります。また、遅刻の場合、平常点から5点を差し引きます。 |
その他(質問・相談方法等) |
大学院との共同授業となります。 テキストは初回に配布します。 |
事前/事後学修 |
テキストの該当箇所の読み込みと授業後の復習に、各回4時間相当の学修を想定しています。 |