Course Title |
Seminar on Theory of Public Policy & Administration |
Course Overview |
Seminar on Local Governance and Public Policy |
履修条件 |
@欠かさず出席するだけでなく、毎回テキストをしっかり読みこみ、報告等の際にも決して手を抜かない「実直さ」 A自治・まちづくりと政策をめぐる動きに関心を払い、その重要性を学びたいという「向上心」 Bゼミ合宿や飲み会など、日頃の付き合いを大事にする「人間性」 Cさまざまな「学ぶ機会」や「イベント」を、新たな出会いや成長をもたらすチャンスととらえ、可能な限り参加しようとする「積極性」 Dゼミに参加する当然の前提として、行政学の講義を受講し、できるかぎり毎回出席するという「最低限の礼儀」
これらを有していない方(たとえば、安易に飲み会を欠席するような方)は固くお断りします。 逆に、これらを有していれば、現段階での学識レベルは問いません。 |
授業の目的 |
人口減少、少子高齢化、経済・財政縮小、財政縮小など、今、日本は大きな危機を迎えています。 そうした中、地域をいかに持続可能なものにし、人々が生き生きと、幸せに安心して暮らしていけるか、その条件をいかに確保していけるか、が問われています。 現在、全国各地で、多様なまちづくりや行われたり、さまざま政策が立案・実施されている所以です。
このゼミの直接的な目的は、こうした各地のまちづくりや各種政策の内実を学ぶとともに、そこで残された課題やその解決策を考えることにあります。 その作業を通じて、さまざまな「物の考え方」「論理的思考」「分析の仕方」などを身に着けていただくことが、このゼミの最終目的になります。 |
授業の概要・計画 |
年間を通じて、上記目的を達成するため、<まちづくり論><行政学><地方自治論><公共政策学>に関する書籍を輪読します。
夏と春先の計2回、ニ泊三日でゼミ合宿を行います。 (ちなみに、例年、春は、グリーンツーリズムで有名な大分県安心院に行き、現地ヒアリングをしています。夏は、どこかの島に行くのを通例としています。)
そのほか、
@自治体との連携による現地調査・イベント参加 (2017年度から、太宰府市の自主防災組織の行動計画づくりに取り組んでいます。今年度も、地域の方々と一緒に語り合い、交流を深めながら、行動計画に基づく防災訓練などに参加したり、地域のお祭りに参加したりすることを予定しています。
AOB・OG会の開催 (毎年やっており、昼の部と夜の部で構成しています。2020年度はコロナのため実施できませんでしたが、2019年度は、昼の部で、@本ゼミの1期生であり、現在、地域づくりの実践において全国的にも有名になっている永山由高君からご講演をいただいた後、Aゼミ生による研究発表を行いました。夜の部は、懇親会であり、多くのOB・OGに集まっていただきました。)
Bスポーツ大会などゼミ生による自発的な企画の実施
…といった機会も随時設けます。
要するに、理論と現実の双方を扱い、また、机上の学問にとどまらず現場をも大事にする、そして、(卒業後も含めて)人間としてのつながりを大事にするのが、このゼミの特徴です。 |
授業の進め方 |
毎回、担当者にレジュメ報告してもらい、それを受けてみんなで議論をします。
なお、最終的にゼミ論文(400字×30〜50枚程度)を執筆してもらい、それを論文集としてまとめます。 (4年生の場合および3年生のうち単年度受講を希望する人の場合は1年目で、3年生のうち2年間受講する予定の人は2年目で提出します。) 論文提出予定者には、12月末に一旦論文を提出してもらいます。 私がそれに赤を入れて、年明けに返却しますので、年度末に修正した論文を再提出してもらいます。 |
教科書・参考書等 |
皆さんの問題関心を確かめた上で、提示したいと思います。 |
成績評価の方法・基準 |
出席50%、報告内容25%、積極性・真摯さ25% |
その他(質問・相談方法等) |
最後まで手を抜かず、全うしていただければ、思考能力・知識の倍増は保証します。 やる気のある方の参加をお待ちしています。 |
事前/事後学修 |
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