Course Title |
General Provisions of Civil Law |
Course Overview |
An overview of General Provisions of Japanese Civil Code and Law on Real Rights |
履修条件 |
本講義は2020年度後期から2021年度前期の越年講義である。 |
授業の目的 |
A.知識・理解 民法総則、物権総論、所有権、占有権、用益物権の分野の基礎的な概念を習得すること。 B.専門的技能 上記の基礎的な概念を用いて、様々な事例を分析する能力を身につけること。 C.汎用的技能 論理的思考力、問題解決力を身に付けること。 D.態度・志向性 市民としての社会的責任を自覚できるようになること。 |
授業の概要・計画 |
【第1回】2-10 時効 【第2回】2-10 時効(2) 【第3回】3-1 物権総論 【第4回】3-1 物権総論(2) 【第5回】3-1 物権総論(3) 【第6回】3-1 物権総論(4) 【第7回】3-1 物権総論(5) 【第8回】3-1 物権総論(6) 【第9回】3-2 占有権 【第10回】3-2 占有権(2)、3-3 所有権 【第11回】3-3 所有権(2) 【第12回】3-3 所有権(3)、3-4 用益物権 【第13回】民法総則の諸問題 【第14回】物権法の諸問題 【第15回】物権法の諸問題(2) |
授業の進め方 |
[予習・復習・自主学習について] ○予習 教科書等の該当箇所を熟読しておくこと。 ○復習・自主学習 講義内容を教科書等で確認するとともに、教科書等及び講義資料に掲載されている判例を理解するように努めること。
[授業の進め方] 授業担当教員による、教科書及び講義レジュメに沿った解説である。講義には六法を必ず持参すること。
[レジュメの入手方法] ホームページ(https://sites.google.com/view/aftgbhiyy6544678jkng/)から入手すること。HPの一番下に「Resume」と書かれた部分があり、ここから入手することができる。初回講義レジュメのパスワードは、講義前日に、Moodle登録者に対して、メールで送信する(2回目以降のパスワードは初回の講義で公表する)。講義終了とともにレジュメはHPから削除するので、はやめに入手すること。なお、レジュメの配布方法については、後日、変更する可能性がある。 |
教科書・参考書等 |
(教科書) @民法総則 ・潮見佳男『民法(全)第2版』(有斐閣、2019年)。 ・佐久間毅『民法の基礎1総則[第5版]』(有斐閣、2020年)。 ・近江幸治『民法講義T民法総則〔第7版〕』(成文堂、2018年)。 ・山田卓生他『民法Tー総則〔第4版〕』(有斐閣、2018年)。
A物権法 ・潮見佳男『民法(全)第2版』(有斐閣、2019年)。 ・佐久間毅『民法の基礎2物権[第2版]』(有斐閣、2019年)。 ・近江幸治『民法講義U物権法〔第4版〕』(成文堂、2020年)。 ・淡路剛久他『民法Uー物権〔第4版補訂〕』(有斐閣、2019年)。 ・松井宏興『物権法[第2版]』(成文堂、2020年)。 ・安永正昭『講義 物権・担保物権 第3版』(有斐閣、2019年)。
「六法」は最低でも『ポケット六法』(有斐閣)又は『デイリー六法』(三省堂)の最新版を講義に持参すること。
(参考書) ・潮見佳男・道垣内弘人編『民法判例百選T総則・物権[第8版]』(有斐閣、2018年)。 ・高橋和之他編『法律学小辞典 第5版』(有斐閣、2016年)。 |
成績評価の方法・基準 |
2020年度後期と2021年度前期の成績により評価を行う。 2021年度前期期末試験では、「授業の目的」であげた4つの目的が達成させているかどうかを考慮しつつ、時効及び物権(物権総論、所有権、占有権、用益物権)の基礎的な知識および概念を習得しているかを問う。 |
その他(質問・相談方法等) |
・メールでの質問を受け付ける(kayama【アットマーク】law.kyushu-u.ac.jp)。 ・講義後の口頭での質問を受け付ける。 |
事前/事後学修 |
教科書の該当箇所の読み込みと授業後の復習。各回4時間相当。 |