Course Title |
Reading of the Foreign Law Books |
Course Overview |
Reading of the German Criminal Law Books |
履修条件 |
1.ドイツ語を読解できるだけの基本的な文法を習得済みであること 2.刑法学に関する一通りの素養および関心があること |
授業の目的 |
日本の刑法解釈学の大枠をほぼ形成したといえるドイツ刑法学について、文献の輪読を通して検討していく。到達目標としては、「知識・理解・専門的能力」の観点からはドイツにおける刑法学の考え方について知識を深め、その意義を理解していくことが求められ、そして「汎用性能力・態度・志向性」の観点からは、上述の知識や理解を踏まえたうえで、日本の刑法学を考えていく上での応用可能性や理論的意義を検討することができることが求められるといえる。 |
授業の概要・計画 |
詳細は最初の授業時に指示する。 |
授業の進め方 |
具体的な進め方としては、最初に決めたドイツ語の刑法学に関する文献について、受講者全員で分担して日本語に翻訳し、その内容を理解しつつ読み進めていくということになる。 授業形態に関しては、受講者の都合等を聞いた上で、対面方式か遠隔方式かを決める予定である(その意味で、下記「その他」にもあるとおり、受講希望者は事前に担当教員に連絡していただききたい)。 |
教科書・参考書等 |
第1回の授業時に指定する。教材は、(受講者とも話し合いつつ決定したうえで)教員の方から配布する。 当然のことながら、辞書等は必携となる。 |
成績評価の方法・基準 |
授業での状況(報告内容70%、質疑等30%)をもとに、最終的には総合的に評価する。上記到達目標との関係では、「ドイツにおける刑法学についての知識・理解の涵養」の部分が報告内容の部分に現れ、「当該知識や理解を踏まえての日本の刑法学での応用可能性の検討」の部分が質疑等の部分に現れるものと考えている。 当然のことながら、無断欠席・遅刻は厳禁である(病気・事故等の場合は事前に連絡していただきたい)。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問・相談等は随時受け付ける。なお、教材準備の関係から、受講希望者は、事前に担当教員に連絡しておいていただきたい。 |
事前/事後学修 |
ドイツ語文献の該当箇所の読み込みと授業後の復習、各回4時間相当。 |