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Course Title |
Modern political History of Europe |
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Course Overview |
This Course aims to familiarize students with history of World War I and World War II available for the study of modern history in Europe. |
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履修条件 |
高校の世界史A及びBの教科書を、とりわけ近代史以降を中心に、必ず最低一度は通読しておいてください。本授業では、受講生がこの履修条件を満たしていることを前提に進めていきます。 |
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授業の目的 |
本授業の目的は「A.知識・理解」及び「B.専門的分析能力」の観点から、以下の3点に集約されます。
1．法学部生として最低限必要な近現代史の基礎的な史実を紹介することによって、基礎的な政治史上の知識を身につける。
2．欧州近現代史の流れを大まかに紹介することによって、基礎的な政治史上の展開を理解する。
3．社会科学、とりわけ政治史の理論や分析概念並びに歴史観を幅広く紹介することによって、政治史上の専門的な分析能力を身につける。
以上です。 |
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授業の概要・計画 |
本授業は、欧州近現代政治史を中心に概観していきます。
授業全体としては、グランドセオリーから見た欧州近現代政治史をマクロに概観していきます。そこでは、グランドセオリーとしての「世界システム」論を中心に、「国家社会主義」論や政治過程論を援用しながら、主にドイツを中心とした近現代政治史を概観していきます。また今年度は、特にヴァイマル議会制民主主義の崩壊過程について着目していきます。
現段階では、以下の計画に基づいて授業を行なう予定です。
プロローグ
第1章：グランドセオリーとしての「世界システム」論
第2章：ドイツ帝国の「世界強国への道」と第一次世界大戦
第3章：ナチ党の台頭と第二次世界大戦
エピローグ |
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授業の進め方 |
本授業は、講義形式となります。授業担当教員による解説を主とした形態であり、時折、学生との質疑応答を通じて、関連知識を深めていきます。
新型コロナ感染拡大の状況を考慮して、今年度も、オンライン（ZOOM）による授業を行います。
予習として、履修条件として掲げた高校の世界史教科書の近現代史の部分や事前配布のレジュメをあらかじめ読んでおいて下さい。
復習は、レジュメや教科書を読み直すとともに、適宜、参考図書を紹介しますので、そちらを読んでおいて下さい（「事前/事後学修」参照）。
なお、ＺＯＯＭのリンクやレジュメは、Moodleを通じて配布する予定です。そのため受講希望者は、必ず事前にMoodle上で自己登録をしておいてください。 |
| 教科書・参考書等 |
【教科書・課題図書】
熊野直樹・柴尾健一・山田良介・中島琢磨・北村厚・金哲著『政治史への問い/政治史からの問い』法律文化社、2009年。
【参考書】
熊野直樹著『ナチス一党支配体制成立史序説』法律文化社、1996年。
熊野直樹・星乃治彦編『社会主義の世紀』法律文化社、2004年。
田村栄子・星乃治彦編『ヴァイマル共和国の光芒』昭和堂、2007年。
田嶋信雄・工藤章編『ドイツと東アジア 1890-1945』東京大学出版会、2017年。
熊野直樹『麻薬の世紀』東京大学出版会、2020年。 |
| 成績評価の方法・基準 |
現時点では、レポート（30点）と定期試験（70点）との総合によって成績評価する予定です。なおオンライン授業への変更に伴い、成績評価方法を現在、検討中です。
仮に成績評価方法を変更しない場合、レポートとして冬休みに書評を課す予定です。なお、書評提出でもって、定期試験の受験資格を付与しますので、くれぐれも注意してください。その際、いかなる理由があっても、締切の延長は認めません。
書評の課題等の詳細は、授業中に解説する予定です。
書評と定期試験においては、授業目的である「Ａ．知識・理解」及び「Ｂ．専門的分析能力」の観点から評価します。
なお、成績評価に関しては、本授業では、いかなる理由があっても、救済措置は一切行いません。卒業年次の学生は、特に注意しておいてください。
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| その他（質問・相談方法等） |
学修相談については、オフィスアワーに行う他、質問には適宜応じます。
レポートについては、他人のレポートを書き写したり、他人に書き写させた場合、両者とも不正行為とみなし、授業登録を取り消します。 |
| 事前／事後学修 |
事前学修として事前配布のレジュメや教科書の読み込みに、そして事後学修として授業で解説したレジュメの該当箇所や教科書と参考書の読み込みに、各回４時間相当の学修を想定しています。 |