国際取引法

最終更新日:2021年11月11日

授業科目名
国際取引法
標準年次
3・4
講義題目
国際取引法
開講学期
後 期
担当教員
八並 廉(YATSUNAMI, R.)
単位数
4単位
教  室
D106
科目区分
展開科目
使用言語
Japanese
科目コード
Course Title
  
Law of International Business Transactions
Course Overview
This course deals with rules and customs on the sale of goods, transportation of goods, and their payment having international implications.
履修条件
Moodleでも登録すること。展開科目であるが内容的には2年次での受講も可能。
なお、過去に国際取引法を履修した者には単位を認定しない。
授業の目的
専門知識・技能の観点では,国際取引を規律する規範の全体像や仕組みを理解することを目的とする。
汎用的技能の観点では,具体的な国際取引の事実関係から,法律問題を発見し,その解決方法を考察することができるようになることを目的とする。
授業の概要・計画
本講義では,物品・資金・技術の移転や役務の提供が国境を越えて行われる取引に関する法律問題を検討する。国家法や国際法に限らず,国際取引に関わるソフト・ローや国際慣習についても議論する。
授業の進め方
Moodleを用いて各種連絡を行うため、Moodle登録必須。
 
授業担当教員による解説(レジュメ・資料に加え,パワーポイントを使用)を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連する知識を深めていく(講義形式)。
  
 第1-2回:ガイダンス・国際取引法総論
 第3-6回:国際売買
 第7-8回:国際運送
 第9-10回:保険
 第11-12回:国際支払・信用状
 第13-14回:生産物責任
 第15-16回:世界貿易機関
 第17-18回:国際知的財産
 第19-20回:国際取引と環境訴訟
 第21-22回:ブロックチェーンと国際取引
 第23-26回:文化財の国際取引
 第27-30回:総括


上記授業計画は適宜調整することがある。また,受講者の関心に合わせて,議題を追加することも検討する。


教科書・参考書等
教科書は指定しない。参考書については,講義中に紹介する。また,関連資料を適宜配布する。
成績評価の方法・基準
成績評価は期末レポートによる。期末レポートでは国際取引法の基礎的な知識・理解をはかる。Moodleを使うため、Moodle登録を確認すること。
その他(質問・相談方法等)
質問・相談等のために面談を希望する場合は、メールでアポイントメントをとること(連絡先はMoodle参照)。
授業中・授業後の質問等も適宜受け付ける。
事前/事後学修 各回4時間相当