Course Title |
Conflict Management Theory and Dispute Resolution Practice |
Course Overview |
This lecture will provide the opportunity to understand theory of conflict management as well as practical mediation skills. |
履修条件 |
特に定めません。他学部受講者、2年生も歓迎します。 学生同士で話をする機会が多い授業ですが、コミュニケーションに苦手意識のある方にもぜひ参加していただきたいと考えています。 |
授業の目的 |
紛争管理(conflict management)の理論と、調停技法(mediation skills)、裁判外紛争解決手続(Alternative Dispute Resolution)を学びます。ロールプレイなどの体験的な学習、プレゼンテーションなどの学生主体の活動を中心とします。人と向き合うこと、共にあることを、感じ、考え、想像し、学んでいくことが目的です。 |
授業の概要・計画 |
・紛争管理論(Conflict Management)の基礎的な理論 ・調停(Mediation)の技法 ・具体的な紛争解決手続(Dispute Resolution Process)等の現状・課題・展開 を、学びます。 |
授業の進め方 |
2020年に引き続き、いわゆる反転授業の形式で、オンライン講義と実習型の組合せによる講義スタイルを試みます。 すなわち、基礎的な知識を扱うために、オンライン講義を提供します。出席を要する実習型の講義の際は、グループ討議や、交渉・調停のロールプレイなど参加型の活動が中心になります。 期間中に小テストを2回実施します。これは、オンライン講義などの内容を正しく理解しているかについての基礎的な内容になります。
ライフスキルとも言われ、社会人としても(あるいは就活でも)様々な活用シーンが期待できる調停技法を修得できます。他の講義の雰囲気とは多少異なるでしょうが、手順については丁寧に説明した上で実施するので、他人と話をするのに苦手意識を持っている人も、あまり心配されずにぜひ参加してください。
現実の紛争解決手続(ADR)等について、課題をプレゼンテーションしていただく機会も作ります。
実習型講義の最後の5分程度を使って、ふりかえりを記入していただきます。(出欠確認あり) |
教科書・参考書等 |
調停技法に関するテキストとしては、教員の連載記事「調停技法誌上講義」(JCAジャーナル)を電子ファイルとして参加者に配付します。 その他の参考文献として、レビン小林久子『解説同席調停』(日本加除出版)、山田文・山本和彦『ADR仲裁法』(日本評論社)を挙げます。 学生報告についても、資料は適宜電子ファイル等で提供します。 |
成績評価の方法・基準 |
小テスト4割、報告3割、授業への参加3割とします。 概念や理論を正しく理解しているか、実務的に重要となるポイントに対する知識が身についているかとともに、技能及び態度に関しても評価対象とします。 |
その他(質問・相談方法等) |
質問等は、授業時間後を含め適宜受け付けます。研究室への訪問、Zoomでの個人面談も歓迎いたします。気軽にお声がけください。 第1回講義(10月1日)は、教室で行います。その後は、原則として、火曜日に教室講義、金曜日オンラインで実施します。 教室での活動は、グループワーク実習が中心になりますので、その点理解の上参加いただきますようお願いいたします。原則として、ノートPCまたはスマホを持参ください。教材を下記から配付します。http://mediation-labo.jp/cm2021/index.html(要パスワード) |
事前/事後学修 |
小テスト4割、報告3割、授業への参加3割とします。 概念や理論を正しく理解しているか、実務的に重要となるポイントに対する知識が身についているかとともに、技能及び態度に関しても評価対象とします。 |