最終更新日:2017年8月21日
授業科目名 |
労働法研究第二 |
履修コース |
研・専 |
講義題目 |
労働契約法研究 |
授業区分 |
前期 |
担当教員 |
山下 昇 |
単位数 |
2単位 |
教 室 |
105 |
科目区分 |
修士課程 |
履修条件 |
日本および諸外国の労働契約法に関心を有し、関連する日本語文献を読めること。または、諸外国の文献を日本語に正確に翻訳し、報告できること。 |
授業の目的 |
2008年3月より施行されている労働契約法の内容について、分析・検討する。周知のとおり、労働契約法の内容はその基本原理・成立・変更・終了など、条文数は少ないものの、広範な内容を有しており、就業規則の変更、出向、懲戒、解雇といった具体的な内容を含んでいる。こうした労働契約法に関する文献を読んで、議論を行う。また、民法の改正に伴い、現行民法所定の雇用あるいは契約の一般規定の内容が議論されており、こうした動向についても検討する。 |
授業の概要・授業計画 |
さしあたり、下記の文献について、取扱い、日本の労働契約法の内容を理解する。その上で、受講者の問題関心に応じて、労働契約に関連する文献を読む。 荒木・菅野・山川『詳説・労働契約法』(弘文堂) 荒木・山川ほか編『諸外国の労働契約法制』(労働政策研究・研修機構) 米津・和田ほか「労働契約法逐条解説」(労働法律旬報1669号6頁) |
授業の進め方 |
参加者は毎回、輪番で報告を行う。その上で、全員で討議を行う。参加者は、あらかじめ指定された文献等を読んだ上で、授業に参加する。報告担当者になったときには、十分な準備を行い、議論をリードする。 文献等は、教員が指定するほか、報告担当者が自身の問題関心に応じて選定する場合もある。 |
教科書及び参考図書等 | 授業で使用する文献のコピーをあらかじめ配布する。 荒木・菅野・山川『詳説・労働契約法』(弘文堂) 荒木・山川ほか編『諸外国の労働契約法制』(労働政策研究・研修機構) 米津・和田ほか「労働契約法逐条解説」(労働法律旬報1669号6頁) |
成績評価の方法・基準 | 平常点による。 報告の内容や授業中の発言等を総合的に判断する。 |
その他(質問・相談方法等) | 文献の選定等の質問については、適宜受け付けるので、メール等で連絡すること。アドレスはyamaのあとに@law.kyushu-u.ac.jp。 |