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国際機構法研究第一

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
国際機構法研究第一
履修コース
研・専
講義題目
「国際社会」における「国際法」の役割
授業区分
通年
担当教員
韓 相煕
単位数
4単位
教 室
2研
科目区分
修士・博士課程
履修条件
国際法の基礎知識があること。
授業の目的
 我々が研究している(又は興味を持っている)国際法規範や制度が、国際社会の変化に伴っていかに形成・変更・発展して来たのかを比較的に考察することにより、当該法規範や制度の発展過程を歴史的な脈絡の中で理解すること。
授業の概要・授業計画
 この授業は以下のような内容・計画で行われる。

(一)まず自分が興味を持っているテーマを確定する。
(二)確定したテーマに関する代表的著作や論文を三つ選択する。ただし、その三つは、少なくとも30―50年以上の時間的間隔を置いて書かれたものとする。
(三)これらの三つの著作又は論文は、同じテーマに関するもの又はそれを含むものでなければならない。
(四)例えば、「国際公法」の一般的なテーマの場合、以下のような三つの著作が例として考えられる(出版社省略)。
  (1) Henry Wheaton, ELEMENTS OF INTERNATIONAL LAW (1836);
  (2) Lassa Oppenheim, INTERNATIONAL LAW (1905);
  (3) 山本草二『国際法』(新版、1994)。
(五)もし興味を持っているテーマが「自衛権」である場合、学生は上記の三つの著作を徹底的に比較しながら、「自衛権」の内容が如何に形成・変更・発展したのかを調べる。
(六)テーマと著作の選定は、第1講―第3講を通じて行われる。
(七)第4講以後は、学生の報告と、それに対する議論という形式で行われる。

授業の進め方
演習形式。
教科書及び参考図書等
教官との協議の上、学生各々が自分のテーマを考慮しながら選定する。
成績評価の方法・基準
出席・授業の態度・議論・報告などを総合的に評価する。
その他(質問・相談方法等)
質問・相談は随時受け付ける。メールや研究室の訪問も歓迎。
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