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政治外交史研究第一

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
政治外交史研究第一
履修コース
研・専
講義題目
ウルトラ・ナショナリズム論
授業区分
通年
担当教員
熊野 直樹
単位数
4単位
教 室
研究室
科目区分
修士・博士課程
履修条件
 特になし。
授業の目的
 戦前戦後の日本のウルトラ・ナショナリズムに関する代表的な論考を取り上げ、それを厳密なテキストクリティークを行いながら、分析することが本授業の主たる目的である。
授業の概要・授業計画
 戦前期のテキストとしては、三木清や戸坂潤のファシズム論やナショナリズム論を取り上げ、戦後期のテキストとしては、丸山真男のファシズム論や超国家主義論を取り上げ、それらを精読していく。
 また、5月、10月、11月に修士論文の構想発表を予定している。
授業の進め方
 報告者が、テキストの該当箇所についてのレジュメを作成し、かつそこで依拠されている資料に直接あたり、テキストクリティークを行う。そこでの報告をもとに、参加者でテキストの内容やそこでの資料操作の是非について議論していく。
教科書及び参考図書等
【教科書】
『三木清全集』第13巻、岩波書店、1967年。
戸坂潤『日本イデオロギー論』岩波書店、1977年。
丸山真男『〈増補版〉現代政治の思想と行動』未来社、1964年。
丸山真男『戦中と戦後の間 1936−1957』みすず書房、1976年。
【参考図書】
今井弘道『三木清と丸山真男の間』風行社、2006年。
成績評価の方法・基準
 報告とその内容(60点)並びに通常点(40点〔コメントの内容、発言回数、授業態度、授業への貢献度〕)との総合評価。
 なお、無断欠席・無断遅刻は厳禁。無断欠席は、3回目で除籍とする。また、欠席は、理由の如何に拘らず、通常点から5点を差し引く。遅刻は、通常点から3点を差し引く。
その他(質問・相談方法等)
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