最終更新日:2017年8月21日
授業科目名 |
政治学外国書購読第二 |
履修コース |
研・専 |
講義題目 |
ボルヒャルト論争再考 |
授業区分 |
後期 |
担当教員 |
熊野 直樹 |
単位数 |
2単位 |
教 室 |
研究室 |
科目区分 |
修士課程 |
履修条件 |
ドイツ語履修者。 |
授業の目的 |
ドイツ語の読解力の向上を目指します。特に文法を厳密に踏まえながら、内容を正確に読み解けるようになることを目指します。また、ヴァイマル共和国末期におけるH・ブリューニング政府の経済政策の歴史的評価をめぐって論争を巻き起こしたK・ボルヒャルトの論考を精読していきます。 世界恐慌期において当時の政治的リーダーたちがどのような政策を立案し実行したのか。また、それは歴史的にみていかなる評価が可能なのか考えていきます。 |
授業の概要・授業計画 |
ブリューニング政府の経済政策に関するボルヒャルトの専門論文を精読していきます。受講者の実力に応じて、1回あたり読む分量を決める予定です。平均的に1回の授業では、1ページを予定しています。 |
授業の進め方 |
毎回参加者全員に音読の上、日本語に訳出してもらいます。その際、必要に応じて文法的な説明及びヴァイマル共和国政治史や当時の経済状況についての解説を行います。 |
教科書及び参考図書等 | Kunut Borchardt: Wachstum, Krisen, Handlungsspielraeume der Wirtschaftspolitik, Goettingen 1982, S.165-182. |
成績評価の方法・基準 | 平素(音読・訳出70点、通常点30点〔授業態度及び授業への貢献度〕)。それ故、無断欠席、遅刻は一切厳禁です。無断欠席は、3回目で除籍となります。欠席は、理由の如何に拘らず、通常点から5点を差し引きます。遅刻は通常点から3点を差し引きます。 |
その他(質問・相談方法等) | 学部との共同授業となります。 テキストは初回に配布します。 |