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政治学研究第二(特講流用)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
政治学研究第二(特講流用)
履修コース
研・専
講義題目
公共政策学
授業区分
後期
担当教員
秋吉 貴雄  
単位数
2単位
教 室
第三会議室 (11/10-11/13)
科目区分
修士・博士課程
履修条件
特になし。
授業の目的
公共政策学の基礎理論の修得を目的とする。
授業の概要・授業計画
 公共政策学を構成する、@政策科学方法論、A政策デザイン論、B政策決定論、C政策管理論、の基礎理論に関して、Moran, Rein, and Goodin (2006)の収録ペーパー(一部Fischer, Miller, and M. S. Sidney2007)の輪読をもとに修得していく。
 具体的には、政策科学方法論に関しては、政策科学の学説史を踏まえた上で、解釈論的政策分析や批判理論的政策分析等のトピックを扱う。政策デザイン論に関しては、政策問題の構造化と政策手段の議論を踏まえた上で、フレーミングや政治的実行可能性等のトピックを扱う。政策決定論に関しては、新制度論、アイディアの政治、政策学習といった近年の重要トピックを扱う。政策管理論に関しては、政策実施と政策評価の議論を踏まえた上で、ガバナンス論といったトピックについても扱う。

授業の進め方
 リーディングリスト(後日連絡)に掲載されたペーパーの内容について担当者がレジュメをもとに報告し、全員で議論を行う形で進めていく。また、担当者以外の方も毎回簡単なレジュメ(メモ)を作成していただく。
教科書及び参考図書等
教科書:Moran, M., Rein, M. and R. E. Goodin (2006)The Oxford Handbook of Public Policy, Oxford University Press

教科書:Fischer, F., Miller, G. J., and M. S. Sidney (2007)Handbook of Public Policy Analysis: Theory, Politics, and Methods, CRC Press

参考図書:宮川公男(1994)『政策科学の基礎』東洋経済新報社
     縣公一郎・藤井浩司編著(2007)『コレーク政策研究』成文堂

成績評価の方法・基準
講義での報告内容、議論への参加度等によって評価する。
その他(質問・相談方法等)
リーディングリストの配布及び担当の割当等があるので、受講希望者は10月15日までに担当教員にメールを送信してください(ta1971[アットマーク]gpo.kumamoto-u.ac.jp)。また、世話人の岡崎晴輝にもメールを送信してください(aktiv[アットマーク]ocn.ne.jp)。

※ 講義の日時、場所
 11月10日    3〜5限
 11月12日〜13日 2〜5限
 第三会議室
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