最終更新日:2017年8月21日
授業科目名 |
政治・外交史研究第一 |
履修コース |
研・専 |
講義題目 |
日中歴史共同研究報告書の検討 |
授業区分 |
通年 |
担当教員 |
熊野 直樹 |
単位数 |
4単位 |
教 室 |
研究室 |
科目区分 |
修士・博士課程 |
履修条件 |
特になし。 |
授業の目的 |
日中歴史共同研究報告書を中心に取り上げ、日中の歴史認識問題について具体的に検討することが本授業の主たる目的である。 |
授業の概要・授業計画 |
外務省のホームページに掲載されている日中歴史共同研究報告書の近現代史部分を中心に取り上げて、テキスト・クリティークを行いながら検討していく。その際、逐次、日中歴共同研究報告書に関する批評を参照しながら、報告書の問題点や課題について考察していく。なお、日中の歴史認識の問題を、ヨーロッパにおける独仏を中心とする歴史認識問題と比較しながら、検討していく。 また、5月、10月、11月に修士論文の構想発表を予定している。 |
授業の進め方 |
報告者が、テキストの担当箇所についてレジュメを作成し、かつそこで依拠されている資料に直接あたり、テキストクリティークを行う。そこでの報告や論点をもとに、参加者でテキストの内容や資料操作の是非及び歴史認識の問題点や課題について議論していく。 |
教科書及び参考図書等 | ・『日中歴史共同研究報告書〈近現代史〉』http:www.mofa,go.jp ・笠原十九司編『戦争を知らない国民のための日中歴史認識―『日中歴史共同研究〈近現代史〉』を読む―』勉誠出版、2010年。 ・剣持久木/小菅信子/リオネル・バビッチ編『歴史認識共有の地平―独仏共通教科書と日中韓の試み―』明石書店、2009年。 |
成績評価の方法・基準 | 報告とその内容(60点)並びに通常点(40点〔コメントの内容、発言回数、授業態度、授業への貢献度〕)との総合評価。 なお、無断欠席・無断遅刻は厳禁。無断欠席は、3回目で除籍とする。また、欠席は理由の如何に拘わらず、通常点から5点を差し引く。遅刻は、通常点から3点を差し引く。 |
その他(質問・相談方法等) |