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国際公法研究第二(特講流用)

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
国際公法研究第二(特講流用)
履修コース
研・専
講義題目
日本外交の諸課題と国際法
授業区分
後期
担当教員
道井 緑一郎
単位数
2単位
教 室
第3会議室
科目区分
修士・博士課程
履修条件
授業の目的
授業の概要・授業計画
この授業では、国際法、就中、日本が締結している諸条約を手がかりに、現在の日本の姿を形成した戦後の日本外交の軌跡・考え方を理解してもらうことを目的とします。国際法がどのように機能し、役割を果たしているか、日本がどのような内容の条約を締結し、それによって日本が国際社会の中でどのような位置を占めるに至っているのかを、現実の具体的な外交課題毎に解説する講義中心の内容です。 具体的には、戦後処理・領土、安全保障、国際貢献を主要なテーマとして取り上げる予定です。また、その際、条約交渉・締結実務の基礎知識についても時間の許す限り取り上げる予定です。授業計画については、授業の中で説明しますが、次のような内容を予定しています。

1日本の戦後処理と近隣諸国との関係(1)総論、中国、
2日本の戦後処理と近隣諸国との関係(2)朝鮮半島、ロシア、
3日本の安全保障(1)
4日本の安全保障(2)、自衛権と武力行使
5国連と国際貢献
(補論)条約交渉・締結の基礎知識
授業の進め方
原則として講義方式とします。各講義ごとにレジュメを配布します。質疑応答・対話を歓迎します。
教科書及び参考図書等
基本(主要)条約集があれば望ましい(出版社は問いません)。
成績評価の方法・基準
簡単な筆記試験を行います。
その他(質問・相談方法等)
現在、外務省で国際法局条約課長として条約締結を担当しており、実務経験を踏まえ、授業を進める予定です。
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