租税法特講第一

最終更新日：2017年8月21日

授業科目名	租税法特講第一	履修コース	研・専
講義題目	法人税の基礎から先端問題まで	授業区分	通年
担当教員	渡辺　徹也	単位数	4単位
教　室	2研	科目区分	修士課程

履修条件	会社法、行政法および民法について、既に標準的なレベルに到達していること。
授業の目的	法人税の基礎理論および先端理論を習得することを目的とする。授業では、アメリカ法と日本法との比較を中心に学習する。
授業の概要・授業計画	第１回：法人税とは第２回：所得税と法人税の統合第３回：資本構成－負債と株式第４回：事業体の種類とその課税方法（１）－法人課税の特色第５回：事業体の種類とその課税方法（２）－信託課税第６回：事業体の種類とその課税方法（３）－公益法人課税第７回：事業体の種類とその課税方法（４）－パートナーシップ課税第８回：法人所得の計算（１）－益金第９回：法人所得の計算（２）－損金とその算入制限　①役員給与、ストックオプション第１０回：法人所得の計算（３）－損金とその算入制限　②寄附金、関連当事者間の取引第１１回：資本等取引第１２回：出資と分配（１）－税法上の資本概念、配当可能利益第１３回：出資と分配（２）－現物出資第１４回：出資と分配（３）－みなし配当第１５回：出資と分配（３）－自己株式の取得第１６回：デット・エクイティ・スワップ第１７回：グループ法人税制（１）－定義第１８回：グループ法人税制（２）－グループ内の資産の譲渡第１９回：グループ法人税制（３）－グループ内の寄附第２０回：適格現物分配第２１回：清算－完全清算と部分清算第２２回：組織再編税制（１）－組織再編の定義・概要第２３回：組織再編税制（２）－合併第２４回：組織再編税制（３）－三角合併第２５回：組織再編税制（４）－分割第２６回：組織再編税制（５）－株式交換第２７回：外国子会社からの配当第２８回：タックス・ヘイブン対策税制第２９回：コーポレート・インバージョン第３０回：まとめ
授業の進め方	テキストの該当部分について、担当者に報告してもらい、その後、参加者全員で議論する。
教科書及び参考図書等	テキスト：Bittker & Eustice, Federal Income Taxation of Corporation and Shareholders(Current Trough 2011)　参考書：岡村忠生『法人税法講義（第3版）』（成文堂）
成績評価の方法・基準	主として授業への参加態度および貢献度により評価する。
その他（質問・相談方法等）