最終更新日:2017年8月21日
授業科目名 |
行政学研究第U |
履修コース |
研・専 |
講義題目 |
行政学研究第U |
授業区分 |
前期 |
担当教員 |
嶋田 暁文 |
単位数 |
2単位 |
教 室 |
3研 |
科目区分 |
修士課程 |
履修条件 |
条件として、毎回手を抜かずにきちんと論文を読んでくるだけの「覚悟」を求めたいと思います。 (無断欠席等をした場合は単位を認めません。) また、毎回時間を延長して6時限目以降もやりますので、夜まで参加できる方のご参加をお願いいします。 |
授業の目的 |
この授業の目的は三つあります。 @行政に関する研究論文を読み解き、また自ら執筆するためには、社会科学方法論の基礎を学んでおく必要があります。この授業は「社会科学的に物事を考える」「論文を書く」ということがどういうことなのかを学ぶことを第一の目的としています。 Aわが国行政学の到達点を見極めることが第二の目的です。そのために、行政学の代表的な文献を中心に、輪読して行きます。 B行政学の更なる発展のために有用な隣接学問の研究業績から学ぶことが第三の目的です。そのため、法律学、社会学、経済学等における有用な文献の輪読をも織り交ぜていく予定です。 |
授業の概要・授業計画 |
受講希望者は、高根正昭『創造の方法学』(講談社現代新書、1979年)を事前に読んでおいてください(一度読んだ方も是非)。 本年度の前期は、政治理論の基礎をおさえた上で、地方自治・行政学の重要文献を読んでいく予定です。 最初の授業は、レクチャーを行います。 その際、次回以降の文献のコピーの配布もしくは書籍の指定を行います。 |
授業の進め方 |
お一人にレジュメ報告をしていただき、それを受けて全体で議論をします。(レジュメ報告は毎回少なくとも二人にしていただきます。) 基本的には全体の内容に関する議論に軸をおきますが、重要箇所に関しては精読を行います。 |
教科書及び参考図書等 | 今のところ以下の書籍・論文を輪読する予定です。 ・川崎修=杉田敦編著『現代政治理論(新版)』有斐閣、2012年。 ・東浩紀『一般意志2.0』講談社、2011年。 ・曽我謙悟「アーバン・ガバナンスの比較分析」『国家学会雑誌』111巻7・8号、112巻1・2号、5・6号、9・10号、113巻1・2号、3・4号、1998-2000年。 ・市川喜崇『日本の中央―地方関係: 現代型集権体制の起源と福祉国家』法律文化社、2012年。 |
成績評価の方法・基準 | 出席、報告内容、発言、理解度に応じて評価します。 無断欠席をした場合は、単位認定しませんので、ご注意ください。 |
その他(質問・相談方法等) | 資料配布の関係もあるので、授業参加希望者は、必ず、事前にメールにて連絡をして下さい。 |