政治学外国書講読第二

最終更新日：2017年8月21日

授業科目名	政治学外国書講読第二	履修コース	研・専
講義題目	ドイツから見た日中関係史	授業区分	後期
担当教員	熊野　直樹	単位数	2単位
教　室	研究室	科目区分	修士課程

履修条件	ドイツ語履修者もしくは研究遂行上ドイツ語の履修が必要な者
授業の目的	ドイツ語の読解力の向上を目指します。特に文法を厳密に踏まえながら、内容を正確に読み解けるようになることを目指します。今年度は、ドイツの外交史料上における日中関係について検討していきます。日中戦争に至る過程をドイツ側の史料によって検討していく予定です。その際、トラウトマンの外交文書を中心に検討してきます。
授業の概要・授業計画	ドイツの外交史料を厳選して、精読していきます。受講者の実力に応じて、1回あたりの読む分量決める予定です。平均的には、1回の授業では、１～２頁を予定しています。
授業の進め方	毎回、参加者全員に音読の上、日本語に訳出してもらいます。その際、必要に応じて、文法的な説明並びに外交文書をめぐる歴史的背景や史料的特徴についても解説していきます。
教科書及び参考図書等	Bernd Marin (Hg.): Deutsch-chinesiche Beziehungen 1928-1937. "Gleiche" Partner unter "ungleichen" Beziehungen, Berlin 2003.
成績評価の方法・基準	平素（予習状況、和訳の正確さ、発音の正確さ、授業への貢献度の総合評価）。それ故、無断欠席、無断遅刻は厳禁です。欠席する場合は事前に必ず連絡をしてください。無断欠席は、3回で除籍とします。また、欠席の場合は、理由の如何に拘わらず、１回につき総合点から10点を、欠席の場合は、5点を差し引きます。
その他（質問・相談方法等）	学部との共同授業となります。